過去ログ - 穂乃果「これがラブライブの選択だよ」
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37:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/07(木) 00:07:20.23 ID:XQMRZm5qo

*第3章『自己犠牲のトゥルース』


穂乃果(冗談だよね、という言葉は亜里沙ちゃんの表情で発することはできなかった)

穂乃果(私は亜里沙ちゃんに促されるまま、彼女の家の客間へと通される)

穂乃果(やはり記憶の中よりもそこは古びているように見えた。人が住まないと家が朽ちていくというのは本当なのかもしれない)

亜里沙「初めまして、絢瀬亜里沙です」

穂乃果「あ、高坂穂乃果です」

穂乃果(私が抱いていた亜里沙ちゃんの声よりも幾分かトーンが低い。あれほど明るかった彼女の雰囲気が今はもう、ない)

亜里沙「初めにお詫びします。ごめんなさい」

穂乃果「え、どうして謝るの?」

亜里沙「これです」

穂乃果(亜里沙ちゃんは一通の封筒を差し出す。それはすでに開封されているようだった)

亜里沙「穂乃果さん宛の手紙です。……亜里沙が勝手に読んでしまいました」

穂乃果「私宛?」

亜里沙「お姉ちゃんからです。どうか読んであげてください」

穂乃果(封筒を開き、便せんを取り出す。持つ手が震えていた)

穂乃果(そして、私はその手紙を読み始めた)





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