過去ログ - モバP「悠貴のヘソチラが気になる」
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1: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 21:49:58.75 ID:L+jXx9rbo
―――
P「気になりますよね。ねぇちひろさん」
ちひろ「…………」
P「そうそう、おヘソもいいんですけど……」
ちひろ「…………」
P「ショートパンツから伸びる、スラリとした脚もいいですね。かなりグッと来ます」
ちひろ「…………」
P「うーん、健康的で活発で……それでいて純粋無垢なかわいさ。最高だと思いません?」
ちひろ「…………」
P「……あれ? ちひろさん、聞いてます?」
ちひろ「警察に連絡した方がいいですかね?」
P「あ、大丈夫です。もう職質は受けました」
ちひろ「……!?」
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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/06(水) 21:57:15.27 ID:L+jXx9rbo
P「いやー、あれは大変だったなぁ」
P「確かに傍から見れば、息を切らして女の子を追いかける変質者だったもんなー」
ちひろ「ど、どういうことです!? 悠貴ちゃんを追いかけ回したんですか!?」
3: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:00:39.85 ID:L+jXx9rbo
P「聞けば、陸上部としての一環で早朝ランニングをしてるそうで」
ちひろ「あら……ふふ、真面目で一生懸命ですよね、悠貴ちゃん」
4: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:05:56.17 ID:L+jXx9rbo
P「というわけで、せっかくだし俺も運動しようかと思ったわけです」
ちひろ「そ、それはいいことだと思いますよ……はは、あはは……」
P「? どうして引いてるんです? ……で、最初は悠貴についていくのも大変でしたよ。そのせいで警察の世話になりかけて……」
5: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:08:11.93 ID:L+jXx9rbo
P「それで、ノルマを終えたら公園で休憩するんです。2人でベンチに座りながら」
P「俺は自販機のコーヒー、悠貴は自作のミックスジュースを飲んで……。朝のゆったりとした時間、好きなんですよね」
ちひろ「あぁ……いいですねぇ、素敵です」
6: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:11:04.97 ID:L+jXx9rbo
P「いや、好きって言ってもあれですよ? かわいらしいから好きってことです」
ちひろ「……まぁここは信じてあげますけど」
P「悠貴だって俺のこと好きだって言ってくれますしね」
7: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:13:36.31 ID:L+jXx9rbo
P「いやいや失敬、失敬。でもあの子はまだ13歳ですからね。いつか良い人を見つけるでしょう」
ちひろ「そうですね、プロデューサーさんよりマシな人は星の数では足りないほどいるでしょうしね」
P「……うーん、でもそしたら……うーん」
8: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:16:07.63 ID:L+jXx9rbo
P「俺は! 約束したんですよ!」バンッ
ちひろ「ひゃあ! だ、誰とですか!」
P「悠貴の父君とです! あの子の将来は必ず幸せなものにすると!」バンバン
9: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:18:42.41 ID:L+jXx9rbo
P「で、歓迎されまして。朝ご飯に母君の手料理まで頂きました」
ちひろ「あーあーあー……!」
P「悠貴ったら、俺が恥ずかしくなるくらいご両親の前で褒めちぎってくれて……」
10: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:20:54.25 ID:L+jXx9rbo
P「それもあって、気に入ってもらえたみたいで……一度飲みに行きましょうと」
ちひろ「約束しちゃったんですか……。まぁ一度くらいなら――」
P「もう何度も飲みに行きましたけどね」
11: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:24:27.52 ID:L+jXx9rbo
P「そういうわけで、任されたんです。なので悠貴はそんじょそこらの男には渡しませんよ!」
ちひろ「願わくばこの男にも渡りませんように……!」
P「…………。でも、悠貴ならきっと素敵な男性を連れてくるでしょう」
12: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:28:27.58 ID:L+jXx9rbo
ちひろ「なーにが『巣立って行くんだろうなぁ』ですか。騙されませんよ、手放す気なんてないくせに」
P「いや、でもあの子が望むなら仕方ないですよ。アイドル以外にも道はありますし」
ちひろ「アイドルになりたいと強く願っていたのは悠貴ちゃんじゃないですか……ありえませんって」
13: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:31:17.39 ID:L+jXx9rbo
ちひろ「あ……悠貴ちゃん! おはようございます♪」
悠貴「ちひろさんっ。おはようございますっ、えへへっ」ニパッ
P「お、おはよう悠貴。ランニングは明日だったよな、確か」
14: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:34:22.96 ID:L+jXx9rbo
ちひろ「どうかしたの、悠貴ちゃん?」
悠貴「あ、いえ……Pさん、少し考えごとかなって……どうかしましたかっ?」
P「え……いや、なんでもないぞ?」
15: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:37:45.32 ID:L+jXx9rbo
P「ゆ、悠貴? 今日の仕事は――」
悠貴「Pさんっ!」
P「は、はい!」
16: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:40:04.90 ID:L+jXx9rbo
P「…………」
悠貴「……あっ! ご、ごめんなさい勝手に色々言っちゃってっ! あの、気を悪くしてしまったら――」
P「……ありがとう、悠貴」
17: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:42:47.97 ID:L+jXx9rbo
悠貴「――あっ。そうだ、忘れてましたっ」
P「ん、どうした?」
悠貴「今日、ランニングお休みした理由なんですけど……あの、これっ! お弁当ですっ」スッ
18: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:44:55.00 ID:L+jXx9rbo
悠貴「で、ですから、今日……そのっ、お母さんと一緒に作ったんですっ」モジモジ…
悠貴「よ、良かったら……食べてくださいっ。いつもお世話になってるお礼ですっ」
P「……お」
19: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:47:54.41 ID:L+jXx9rbo
P「昼休みが待ちきれないな……!」
悠貴「えへへ……♪ しっかり栄養取れるように、野菜もたくさん入れましたっ」
P「へえ……野菜か。悠貴も、栄養取るためにちゃんと野菜食べないとな?」
20: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:50:04.77 ID:L+jXx9rbo
ちひろ「……なにしてんですかアンタ」ゴゴゴ…
P「ひいっ!? あ、いたんですかちひろさん」
ちひろ「あ゛?」
21: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/01/06(水) 22:54:07.06 ID:L+jXx9rbo
悠貴「あ、またそんな笑い方してるっ。お父さんと同じですっ、あははっ♪」
ちひろ「ええ!?」
P「すっかり伝染っちゃったなぁ。お互い悠貴の話をしてるとつい……」
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