過去ログ - 魔王「勇者がこの城に向かってる!?」側近「安価の力で乗り越えましょう!」
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48:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/12(火) 20:14:03.39 ID:aDdbm3Fko
魔王「は??」

側近「勇者たちは...私がなんとかします、貴方が関わる必要はありません」

魔王「いや、お前だけじゃどうしようも...」

側近「いいんです、やる気のない魔王様の首根っこ掴んで無理やり戦わせたって、どうせ勝ち目はないですよ」

側近「だったら私がひとりで...うまく行けば勇者と刺し違えるくらいはできるかもしれませんし」

魔王「冗談言ってんじゃねーよ!」

側近「ええそうですよ!私に勇者と刺し違えるほどの実力なんてありません!冗談ですよ!」

魔王「いやそうじゃなくて...!」

側近「ですが私は貴方の側近。貴方の生命を守るのが私の使命」

側近「そう、まさかに『使命』なのです、命を賭して貴方を守らなくてはならない...その覚悟は常にできています」

側近「貴方が戦わなくても、私は命懸けで貴方のために戦う。できるできないじゃなく、私にはそうするしかないのです」

側近「大丈夫ですよ、私が死んでもまた新しい側近が必ず出てきますから」

魔王「バカ!なんでそういうこと言うんだ...」

側近「バカは貴方です!腰抜けゆとり魔王!!」

魔王「ゆと...!?」

側近「貴方が望んで魔王になったのではない...そんなことは分かっています。だけど貴方が逃げたって何も解決しないんです」

側近「勇者が攻めてきているのなら戦わなくてはならない...それが我ら魔物の宿命!選択肢など存在しません」

側近「貴方が前に立つか、後ろに逃げるかで、私達の未来が決定するのです!」

側近「逃げるのならそのことを理解した上で逃げてください。誰も止めはしませんから...ですが絶対に勘違いしないでほしいのは、これが貴方だけの問題ではないということ」

魔王「うぐ...」


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