31: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:45:10.98 ID:YmOytsSF0
名前が呼ばれるたびに、
ウォォォォォォ
ホァァァァァ
と、地響きのような歓声が会場全体からわき起こって……みくの心臓はどきりどきりと鼓動を早めていったにゃ。
32: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:46:39.35 ID:YmOytsSF0
P「んん……くーっ、落ち着かないな。どうにも」
みく「Pチャンがソワソワしてるとこっちまで落ち着かなくなるんだから止めてにゃ」
P「すまんすまん」
33: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:47:23.45 ID:YmOytsSF0
P「……あー」
P「……シンデレラガールになって、燃え尽きて引退……なんてことは、止めてくれよ」
みく「何を言ってるのPチャン。みくはトップアイドルとして猫耳アイドルを普及させるという使命があるんだから、引退なんかしてられないにゃ」
34: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:47:59.18 ID:YmOytsSF0
喉がカラカラになってきたのをPチャンとの会話で誤魔化してるうちに、舞台袖に控えているアイドル達は……みくを入れて10人になっていたにゃ。
ーーーーーー
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ーー
35: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:50:06.95 ID:YmOytsSF0
『第三位、高垣楓!○○プロ所属!!』
最後の三人にまで残っていたあのベテランアイドルが光の中に出て行った後、いよいよみくの緊張はクライマックスを迎えたにゃ。
この時にはもう、みくの猫耳には歓声なんか聞こえていなかったにゃ。
36: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:51:10.26 ID:YmOytsSF0
周子「……」
周子P「……」
『皆様、大変長らくお待たせいたしました』
37: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:52:04.97 ID:YmOytsSF0
みくが……みくが、シンデレラガールにならなきゃ
38:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/07(木) 23:53:06.25 ID:Ggo4W2eAO
周子に悪気はないんやで…
39: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:53:11.62 ID:YmOytsSF0
ワァァァァァァァァァ
40: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:55:04.50 ID:YmOytsSF0
ひょっとして
な〜に?
41: ◆iFoMEEmYmMcf[saga]
2016/01/07(木) 23:55:49.46 ID:YmOytsSF0
猫1「ニャー」
猫2「ナーオ」
ふと気がついたら、みくは……総選挙発表会場近くの、人気の無い公園に立っていたにゃ
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