過去ログ - 結衣「うたかた花火」 【俺ガイル】
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11: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:38:43.78 ID:ZW0eM0mio
「…………」

……言葉に出来てたらこんなに苦労してないよー!

それもう「好き」って言うってことじゃん!?
以下略



12: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:40:10.79 ID:ZW0eM0mio
「その、連発っていうの? 盛り上がるしいいよね! 一気に明るくなって、夜なのにまるで昼間くらいになって」

突然何を言いだすんだろう、とヒッキーの顔がこっちに向く。その反応を求めていたのにも関わらず、少しドキッとした。

ごめん嘘。本当はすごくドキッとした。
以下略



13: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:40:49.07 ID:ZW0eM0mio
こんな言葉じゃ、この人は逃げてしまう。

気付いても、気付かないふりをするんだろうな。

それはヒッキーなりのやさしさなのだ。でもそれは誰に向けたものなんだろう?
以下略



14: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:41:58.12 ID:ZW0eM0mio
身体の中の異物がその存在を主張する。

それがどうしてか、どうしようもないくらいに強く胸の奥の何かをギュッと握って、離してくれなくて、なんだか泣きそうになってしまって。

だから――。
以下略



15: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:42:30.78 ID:ZW0eM0mio
――

――――

「それで優美子がねー」
以下略



16: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:42:58.30 ID:ZW0eM0mio
そんな二人の会話がおかしくて笑いが込み上げる。なんかいいな、こういうの。

でも、見ていて微笑ましいはずなのに、何かが喉の奥にわだかまる。なんだろう、この気持ち。

「……?」
以下略



17: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:44:44.61 ID:ZW0eM0mio
――

――――

花火が打ち上がり始めてから一時間くらい経って、もう終盤に入っていた。
以下略



18: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:45:43.94 ID:ZW0eM0mio
「たーまやー!!」

不意に立ち上がって消えた花火に叫んだ。

「…………」
以下略



19: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:46:45.63 ID:ZW0eM0mio
もう終わりかな? と聞こうとしたら破裂音と一緒に空がピカッと三回光る。終わりの合図だ。

「……帰るか」

そう言って座っていたベンチから立ち上がろうとするヒッキーのシャツの裾を掴んだ。
以下略



20: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/08(金) 00:48:10.65 ID:ZW0eM0mio
とりあえずここまで。
こんな感じでのんびり書いていきます。


21:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/08(金) 00:49:37.44 ID:KfwcF4U30
やっぱNARUTOってかサクラのイメージが強過ぎてssを純粋に楽しめないこのもどかしさ


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