過去ログ - 【デレマス】アイ・キャン・フライ【スカイライダー】
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2: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2016/01/09(土) 02:57:03.96 ID:nHiGae130
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雲を突き抜け、どこまでも広がる青空を行く。
「スカイライダー」の名を受けた彼にとって、空は珍しいものではない。
だが、今日のそれは命を賭けたフライトだった。

(成層圏まで来たか…!)

頭上には大怪獣、眼下には地球。
7人の先輩の力を借り、大気圏外で始末すべく空を超え宇宙を目指す。
生きて帰還できる保証のない決死行。だが、これしか手がなかった。
怪獣の手にある酸素破壊爆弾は、大気圏内で爆発すれば人類を絶滅させうる代物だった。

やがて成層圏すら抜けようかというその時、スカイライダーが動いた。

「スカイライダー!どうするつもりだ!」

「電離層より上でのダメ押しは、オレがやります!
 先輩達を大気圏内へ帰す反動を使えば…!」

左手を掴むストロンガーの制止を振り切らんとするスカイライダーだが、
右手からも抑え込まれ抜け出すことはできなかった。

「そんなことをすれば、いくら重力低減装置があっても無事ではすまんぞ!」

「わかっています!それでも!」

大先輩たる1号ライダーの言葉に嘘はなかった。
スカイライダーは空を飛ぶ力を持つが、単身で宇宙を制するまでの能力はない。
今のところ安定して飛行できているのは、8人の力を合わせているからなのだ。
まして、単身でトドメを刺すとなれば爆発の煽りもただ1人で受け止めることになる。
それを知ってなお、スカイライダーは単独決着にこだわった。

わずかな間の後、彼に賛同する者が現れた。


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