過去ログ - 走れみりあ
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57: ◆HbpyZQvaMk[saga]
2016/01/10(日) 18:23:15.67 ID:IhZqykHG0
一刻といえども無駄にはできない

イベントは既に終わりかけている

ぜいぜい荒い呼吸をしながら、ようやくランキング5000位となって、ほっとしたとき、突然、親が外食に行くと言いだしたのだ

「まて」

「何をするのだ。私はイベントランキングで2000位を取らねばならぬのだ。放せ」

「どっこい放さぬ。携帯を家に置いていけ」

「私にはスタミナ以外になにもない。そのスタミナもすべてイベントにくれてやるのだ」

「そのスタミナが欲しいのだ」

「さてはちひろの命令でここ時間に待ち伏せていたのだな」

みりあの親はなにも言わず、みりあを高級料亭に連れて行こうとした

みりあはひょいと体を折り曲げ、飛鳥の如く部屋のドアから外へ出た

「気の毒だが順位のためだ!」とたちまち家を出た

「私には時間がないのだ!」

「勝手に順位を勘違いしたのはお前だろう」

「言うな!」

そうしてみりあは親の猛追を逃げ切り、杏の家へ向かったが、さすがに疲労し、みりあは幾度となく目眩を感じ、これではいかぬと気を持ち直しては、少しイベントを走って、ついにがくりと膝を折った







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