過去ログ - 走れみりあ
1- 20
82: ◆HbpyZQvaMk[saga]
2016/01/10(日) 19:47:32.82 ID:IhZqykHG0
莉嘉の移籍の紙は破られた

「莉嘉」みりあは目に涙を浮かべて言った。

「私を叩け、力いっぱいに頬を叩け。私は途中で一度、悪い夢を見た。君がもし私を叩いてくれなかったら、私は君と抱擁する資格すらないのだ、叩け。」

莉嘉はすべてを察した様子で頷き、音すら出ないくらいに弱く、みりあの右頬を叩いた。叩いてから、優しく微笑み、

「みりあ、私を殴れ。同じくらい音高く私を殴れ。私はこの三日の間、一度だけちらと君を疑った。生まれて初めて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
105Res/34.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice