過去ログ - 【艦これ】 提督「間宮さんを自宅に呼んでしまった」 R-18
1- 20
47: ◆ENfiB6gKt7hS
2016/01/12(火) 23:59:35.55 ID:GGudG70x0
間宮「今度こそご飯の準備をしますね。」

提督「は、はい。」

すこし名残惜しい気もするが俺の単装砲が暴走するよりはマシだ。

すぐに手を解き間宮さんに立ってもらった。

間宮「ありがとうございます。」

提督「こ、こんなのでよければいつでも。」

間宮「フフッ♪」

そう言って間宮さんは台所へ向かっていく。

その間宮さんの顔は本当に嬉しそうだ。

悪戯な笑みを浮かべたり嬉しそうにしたり本当に女性というものは良く分からない。

俺も一人で海を見ていてもしょうがない。

間宮さんを手伝おうと思い俺も台所に向かう。

提督「間宮さん、何か手伝います。」

間宮「駄目ですよ提督。ここは私に任せて座ってテレビでも見ていてください。」

提督「し、しか・・・。」

間宮さんが人差し指を俺の唇に当てて言葉を防ごうとする。

俺はしぶしぶ居間でテレビをみる。

しかし何故かとても嬉しい。

俺はこの温かい光景をどこかで見たような錯覚に陥る。

提督(そうだ、俺と兄弟と親父がテレビを見る。)

提督(その間にかーちゃんが飯を作っていて次第に美味そうな匂いがしてくる。)

俺はその光景を鮮明に思い出している。

今も台所からまな板の上で食材を切る音がする。

出汁をとっているのだろうか。
昆布と鰹節の匂いがする。

昔も今もこの雰囲気を味わっている。

しかし決定的に違うことがあると確信する。

昔は当たり前の様に感じたこの雰囲気。

愛しい人と一緒にいるこの時間を守りたいと思うことだ。

親父もこんな雰囲気を守りたかったのだろうか。











<<前のレス[*]次のレス[#]>>
73Res/45.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice