過去ログ - サスケ「誰だ、うちの娘に変な言葉を教えたのはッ!」
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
[saga]
2016/01/10(日) 17:49:13.36 ID:2hKI6vmc0
***
サスケ「アカデミーに悪い虫がいる……」
サクラ「ぬほおおおお///」ジタバタ
その夜、布団に入ったサスケは渋い表情でそう言った。
サクラは未だに興奮が収まらないらしく、隣でバタバタやっている。
サスケ「……聞いてるか、サクラ? アカデミーに悪い虫がいる」
サクラ「悪い虫? シノのこと?」
サスケ「いや、物の例えだ。……サラダに変な言葉を教えた奴がいるという意味だ」
サクラ「ああ、オナニーの件ね」ハイハイ
サスケ「何でそんなに気楽に構えていられるんだ! サラダが……! オナニーなんて……!」シクシク
サクラ「サスケくん、キャラ壊れてるけどいいの?」
サスケ「……。サラダがあの言葉を知っているとはな……」クッ
ろくすっぽ家族に顔を見せない今の生活を選んだ自分には、娘にあれこれ意見する資格などないこともよく分かっている。
しかし知らなくていいことに興味を持ち始めたときは、親として止めなければならないだろう。
いずれ知ることになるにせよ、今はまだ早すぎる。
今はまだオナニーだけだが、今後はもっと過激なワードが娘の口から飛び出すかもしれない……。
サスケ「一体アカデミーという閉鎖空間の中で何が……?」ソワソワ
サクラ「あ、やっぱサラダのアカデミーでの様子、気になっちゃう?」ニヤニヤ
いつも家を空けている旦那が家族のことを気にかけているのを見るのは、何かこう萌えるものがある……とサクラは感じた。
サスケ「ああ。しかし部外者が立ち入ることなど……」
サクラ「今度、保護者参観あるけど」
サスケ「それだああああああああああああ!!!!!!!!」ガバッ
サクラ「サスケくん、キャラ」
サスケ「……その手があったか」フッ
サスケはクールにそう呟いたが、期待と緊張で眼がギンギンに冴えてその日は一睡も出来なかった。
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