過去ログ - 八幡「俺たちでバンド?」 雪乃「そうよ、今度こそね」
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49: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2016/01/10(日) 13:44:46.27 ID:hrKxzuveo
材木座「今、貴様は『それは宝の持ち腐れじゃないのか?』と思ったな?」

八幡「なに……!?」

思考が読まれているだと!? こいつまさか超能力者か!?

八幡「自分でそう思ってんなら、ボーカル志望すればよかっただろ」

材木座「甘い、甘いぞ八幡! 我のようなぼっちがそんなことできるわけないであろう! バンドに入れてもらえただけでも奇跡だ!」

ドラムやっといてよかったーと感慨深くぬかす。まぁ確かにドラムってのは貴重だよな。需要と供給のバランスがとれてないポジションナンバーワンだと思う。それでも材木座に頼るとは、相当そのバンドも後がなかったんだろうなぁと同情する。だが戸塚はやらん。

八幡「ま、お前んとこも見てはやるよ。見るだけはな」

材木座「うむ、我も八幡の勇姿、しっかりとこの目に焼き付けるぞ」

八幡「いや、それはキモい」

――――

それから材木座と少し雑談をしてから別れ、足を家の方向に向けた。

――♪

ふと、どこからか誰かの歌声が聞こえる。

その物音一つでかき消えてしまいそうな歌声は、月が綺麗なこの夜によく似合っている。

ここは……公園? ストリートミュージシャンでもいるのだろうか。

しかし予想とは違ってそこいたのは、俺のよく見知った人間だった。

彼女は月明かりを背に、小さな声で歌っていた。きっと、俺以外の人間には聞こえていないだろう。

八幡「……川崎?」


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