過去ログ - 苗木「超高校級の女神？」 -SS速報VIP

過去ログ - 苗木「超高校級の女神？」

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1:ハートのA ◆SCa/8GBQeQ[saga age]
2016/01/10(日) 08:19:04.54 ID:JCS5OlJ2o
このSSは一風変わったボクからの勝負、覚えてる人いるかも知れないけど2か月前に序盤だけ書き込んだ事があるよ。

今回は指定安価なのにきちんと指定されなかった場合にはコンマで判断するからね。

舞台はダンガンロンパの希望ヶ峰学園

人もオマエラの知るダンガンロンパだけど１人だけ追加させてもらうよ

今回は別次元からネプテューヌさんに来てもらいました。

キャラの口調の違いとかは別次元だからで通してね。

ボクからはとりあえず第１章を披露するね

雑談も相談も自由だよ。

ネプテューヌへの視点変更安価があるけどあくまでも苗木君だけを使いたいならそれでも良いよ、ただ難易度が上がるかもしれないね。
ネプテューヌだけを使っても同じく難易度は上がるよ、どちらも上手く使ってね。

それとそうだね、陳腐な暗号でも出しておこうかな

「いつの間にか一人を殺す冬
ほらくるあなた指揮権
上もお胸や歯させぬ目
そち我へ」

実は犯人だと疑われたくない人が隠れてしまったんだよ、この暗号を解いて出てきた人物は一章どころか全体の犯人ではないよ。少しは推理が楽になるかもね？
解けなくても問題ないから安心して。

それじゃあボクからは以上だよ

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2: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:20:25.34 ID:JCS5OlJ2o
その巨大な学園は、都会のど真ん中の一等地にそびえ立っていた。

まるで…そこが世界の中心でもあるかのように…

私立　希望ヶ峰学園…

3: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:21:18.21 ID:JCS5OlJ2o
まずはオーソドックスに自己紹介から始めたいと思う…ボクの名前は"苗木誠"だ。

外見は、どうしようもないほどの平均的な普通の高校生…

中身の方も…同じ…性格にも特技にも成績にも、これといった特徴はない。

4: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:21:57.70 ID:JCS5OlJ2o
例えば"超高校級のアイドル"として、希望ヶ峰学園に入学するのは…
国民的アイドルグループのセンターマイクとして活躍する、話題の女子高校生アイドルだったり…

”超高校級の野球選手”として入学するのは…
高校野球大会の優勝チームのエースで4番バッター。プロも注目の逸材だったりする…

5: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:22:28.74 ID:JCS5OlJ2o
まぁ、それはともかくとして、問題なのは…

そんな”超高校級”が揃うメンバーの中に、どうして普通の高校生のボクが選ばれたのかって事だ。

その理由は…希望ヶ峰学園から届けられた、この入学通知を見れば一目瞭然だ。

6: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:22:58.41 ID:JCS5OlJ2o
集合場所の玄関ホールって…ここだよな。まだ誰もいないみたいだけど…

ホールにある置時計を見ると、時刻は５時10分を指していた。

ナエギ「集合時間は8時だから…まだ２時間50分も前だ。」

7: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:23:25.94 ID:JCS5OlJ2o
…となるはずだった。

ナエギ「…えっ！？」

だけど、その１歩目を踏み出したのと同時に…

8: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:23:58.32 ID:JCS5OlJ2o
ナエギ「…ん？あ…れ…？こ、ここは…？」

ボクは硬い机の上で目を覚ました。

体がやけにダルい…。

9: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:24:40.52 ID:JCS5OlJ2o
ナエギ「なんだこれ、入学…案内……？」

安っぽいパンフレット…しかも手書きだし…

『新しい朝が来た』

10: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:25:25.53 ID:JCS5OlJ2o
ボクが再び玄関ホールに戻ると、そこには……彼らの姿があった。

？？？「オメーも…ここの新入生か…？」

ナエギ「じゃあ…キミ達も…！？」

11: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:25:57.52 ID:JCS5OlJ2o
？？？「え？オメーもそうなんか？」

？？？「とすると、ますます妙ですわね…」

？？？「異常…これは間違いなく異常事態宣言発令ですぞ！」

12: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:28:19.73 ID:JCS5OlJ2o
マイゾノ「舞園さやかです。これから、よろしくお願いします。」

クワタ「うーっす、オレの名前は桑田怜恩だ！ヨロシクな～！！」

ヤマダ「山田一二三…”すべての始まりにして終わりなる者”二つ名の方で呼んで頂いても構いませんぞ。」

13: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:28:47.34 ID:JCS5OlJ2o
フカワ「どうせ…あたしの名前なんて…後ですぐに忘れるんでしょうけど…腐川冬子よ」

イシマル「僕の名前は石丸清多夏だ！　座右の銘は質実剛健！お互い、学業に切磋琢磨して頑張ろうではないか！！」

アサヒナ「こん千和っすー！　朝比奈葵っすー！ヨロシクねー！」

14: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:29:14.95 ID:JCS5OlJ2o
オオガミ「大神さくらだ…よろしく頼む。」

セレス「お初にお目にかかりますわね。セレスティア・ルーデンベルクです。」

ナエギ「セレスティア…ルーデ…って何が？」

15: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:29:45.31 ID:JCS5OlJ2o
それのしても”超高校級”なんて呼ばれるだけあって、みんな個性的と言うか…なんと言うか…

トガミ「…おい、そろそろ本題に入るぞ。仲良く”はじめまして”ばかりやっている場合でもないんだ…」

ナエギ「あ、そう言えば…さっき言ってたよね？この状況がどうとか、問題がどうとか…それって、どういう意味なの？」

16: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:30:32.32 ID:JCS5OlJ2o
イシマル「それに、妙なのはこの玄関ホールもだ！」

イシマル「奥の入口が、妙な鉄の塊で見事に塞がれてしまっているじゃないか…」

イシマル「僕が入って来た時には…あんな物なんてなかったぞ。なぜだッ！　一体なぜなのだッ！！」

17: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:31:34.00 ID:JCS5OlJ2o
それは場違いなほど、能天気で明るい声…

それゆえに…ボクは、その声に強烈な不快感を抱いた。

例えば、事故現場で鳴り響く笑い声のように、思わず眉をしかめたくなるような不快感…

18:以下、２０１５年にかわりまして２０１６年がお送りします[sage]
2016/01/10(日) 08:52:52.22 ID:OIweB22X0
②

19: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:55:59.53 ID:JCS5OlJ2o
ネプテューヌ視点

私達は玄関ホールで待機していた。

腐川ちゃんだけが床に座り込んで他のみんなは私を含めて立ちすくんでいる。

20: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:57:20.02 ID:JCS5OlJ2o
キリギリ「…いいのよ、少しピリピリしすぎたわ、トイレくらいならいいと思うわ。」

ネプ「そ、そうだねー！でもでも！女神はトイレなんて行きません！」

マイゾノ「それ女神じゃなくてアイドルじゃないですか。」

21: ◆SCa/8GBQeQ[saga]
2016/01/10(日) 08:58:19.56 ID:JCS5OlJ2o
霧切ちゃんがここを離れてすぐ、建物全体が揺れた。

遠かったが爆発音だろうか。

ネプ「わ、わー！何、なに！？懐かしの爆発音！？」

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