過去ログ - 岡部倫子「これがシュタインズ・ゲートの選択……!!」その2
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34: ◆/CNkusgt9A[saga sage]
2016/01/10(日) 22:30:40.81 ID:VBBZKhMUo

紅莉栖「簡単に言うと、脳内で想像した映像を他人の脳に投影する。妄想を送り込むの」

紅莉栖「脳が認識した映像をデータ化して、そのデータをまた他の脳に送ることで映像は共有される。後半はVR技術によって確立している」

倫子「つまり、妄想が、実現される……?」

久野里「VR技術は、映像データを神経パルス信号にコンバートする技術のことでしたよね。タイムリープマシンで使っているという」

紅莉栖「そう。ホントはうちの大学内でも極秘扱いの技術なんだけど、未来の後輩だし問題ないわよね」

紅莉栖「これを使えば、実際には目にしていない映像を、あたかも目の前で見ているかのように認識することが出来るわ」

倫子「だが、そもそも妄想をデータ化するなどできるのか?」

久野里「……そうか。そこで牧瀬博士の研究、神経パルスの解析が役に立つわけですね」

紅莉栖「私の仮説が正しければ、頭の中で描いた心象風景や思考なんかもデータとして取り出せる」

紅莉栖「それでね、決闘の場に居る人間が全員ヘッドセットをかぶって、妄想を共有した状態にしてね」

紅莉栖「例えば岡部が漆原さんの五月雨から斬撃が出る妄想をすれば、それはヘッドセットをかぶった人間全員に見えるってわけ」

るか「ボ、ボクの五月雨から、出ちゃうんですか……」

倫子「(きわどい発言……この場にダルがいなくて本当によかった)」

紅莉栖「もちろん実体は無いから実害は無い。まあ、ただの演出ってだけね」

倫子「ほう……これはまた、タイムリープマシンに続いてとんでもないものを作ろうというのだなぁ」ニヤニヤ

紅莉栖「期限は2日か。久野里さん、お手伝いよろしく」ニコ

久野里「はい! 牧瀬博士、任せてください!」

紅莉栖「まずはこの血まみれの白衣、洗っといて」

久野里「……は、はい!」

倫子「鬼か貴様は……」


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