過去ログ - 上条「ソードアートオンラインか、やってみたいな!」キリト「ラストォ!!(6)」
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1ZIMA”
◆5OdiFuFGeA
[sage saga]
2016/03/31(木) 23:35:00.61 ID:K25n1wNM0
「はぁ、分かり合う方法だぁ?」
「そうです、ヤマト隊長。教えてくださいよ!」
第75層の迷宮区にて偵察隊の役目をしてる『血盟騎士団』のヤマト率いる団員達は飯の最中の雑談に興じてた。
その中で、隊で流行りの『自然な隊長いじり』すなわちヤマトいじりが始まる。
男が多いのが基本のSAOにて、基本的な編成のである偵察隊の構成は若い男のみ。
「だって、彼女いるの隊長だけだし」
嫉妬交じりでもあるがやはり年頃の青年達、その手の話に興味があるのは男女共通だ。
ヤマトはこの世界で彼女がいるわけではないが、現実に残してきており気がかりと言えば気がかりだが、今何をしてるか調べる手立てはない。
「もう違う男出来てたりして?」
「あー…」
「コラ」
と、テンプレの様な弄りは挨拶みたいなものだ。最初こそ、いろいろ反応して弄られネタになっていた。
口の周りについた『レーション』の屑を拭う。
「とにかく、今はもう思うことは『元気に生きてさえいればいい』それだけだよ」
「男出来ていても?」
「う、うん…」
「顔濁すなよ隊長」
「それにな、本当に『分かり合えたか』なんて死ぬまで分からないと思うんだ。今でさえ、逝っちまった浅日に山城、佐久良と分かり合えたか分からないし…」
『仮想世界の内乱』時に死んだアサヒ・シキシマ・ヤマザクラの本名を思い出しながら懐から絵を取り出す。
前にリズベットが描いてくれた4人の集合絵。ふと感傷に入る。
「墓の前で再開してクリア自慢するんでしょ、隊長!」
「んな辛気臭い顔しないで下さいよ!!」
「アスナ様が『あの黒いの』と『新婚旅行』でいない間を務めるんでしょ!?」
そんな顔色を読んでか、隊員たちがラリアット込みでのフォローする。
「そ、そうだよナ!!」
良くも悪くも乗せられやすい性格なのが功を奏して普段の空気の戻るヤマト。隊員たちも食事に使った道具類を片づける。円陣を組み。
「うし!!そろそろ行くぞ!!今回の目的は『クヲーター・ポイント』である『第75層、フロアボス』の調査。
方法は扉の外からの観察。簡単だが気を抜かぬよう、そして絶対に部屋に入るな。以上!」
「ヤマト隊、ファイ!!!」
「オオッ!!」
部活の様な掛け声が迷宮内に響かせると、一行は奥へ進んだ。そして、その姿を観察するような人物。
太古に存在したであろう魔術師の様な風貌。
「…さて、ここで私の城の力は使えるか、簡易プランのテストといこうか?」
男にも女にも、老人にも幼児にも聞こえる声を零しその集団を追った剣士。
それは嘗て『第50層』クリア後に現れた『NPC?』に近い姿でもあった。そう、現実、『学園都市』からの使者。
「6段階目に行けるかどうか…どうでもいいが。やはり、体を動かすことは気分がいい。例え仮想の身体とても」
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