8:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 01:28:14.04 ID:AHiYG1PX0
彼は学生結婚に反対だったのに、自分が無理を言って結婚をせまったこと。
二人とキノコが住めるジメジメした新しい家を探していること。
今度、時間があったら会ってご飯を食べよう、美味しい中華屋さんを知ってるんだ。フフフ。……きっとキノコ料理でしょうか。
話をするうちに懐かしさが心の奥に優しい熱を産んで、同時に、私はとても寂しい気持ちになる。
時計を見ればそろそろ針は天辺を指してしまいそう、私の今日はもう終わる時間になっていました。
"幸せなんですね"
"そうか?"
"幸せじゃ、ないんですか"
"何も変わってないから、よく分からん"
何も変わってない。
確かに、私にとっては昔の星さんのままで、何も変わってないように思えました。
携帯の灯りを消して、部屋の電気を消します。
カーテンの隙間から漏れる月明かりもしっかりと隠して、部屋は暗闇に包まれる。
いざ眠ろうとして、そういえば今日はまだ日記を書いていないことに気づきました。
でも、今はもう何も考えず、ただただ眠ってしまいたかった。
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