過去ログ - 阿笠「超能力に目覚める薬が出来たぞい」
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43: ◆RFpE0FmAqQ[sage]
2016/01/13(水) 13:37:44.18 ID:3749sHedO
>>42
とてつもなく長い時が過ぎた。もはや年という単位では表すことができない程だ。光彦は、ついに地上に出た。

光彦「……」

何もなかった。人類はともかく、生物がいた跡さえ残っていない。

光彦「あれ……なんか記憶が……」

久しぶりに目が見えたせいか、光彦に昔の記憶が戻ってくる。……もちろん、痛みを与えられた頃の記憶もだ。

光彦「僕は……何が……」

光彦には、痛みを与えていたのは誰かまでは分からなかった。ただ、他の人間に対しての謎の怒りがこみ上げてきた。

光彦「誰かが僕を殴ったり、蹴ったり、刺したり、ウンコをかけたり……人間でしょうけど、いったい誰だったんでしょう……」

光彦はそんなことを考えながら、とりあえず地球上をくまなく歩き尽くした。それだけ歩いたが、見つけた生物は他のゴキブリの死骸を食べるゴキブリの大群だけだった。

光彦「本当に人類は滅びてしまったんでしょうか……」

光彦は途方に暮れたまま、40年たった。

光彦「そういえば、博士は一応能力に目覚めたと言っていましたが、どんな能力だったんでしょう……」

光彦は全身に力をこめた。すると、光彦の体が輝きだした。

光彦「あれ?」キュイイイン シュバッ

目が覚めると、光彦は普通の子供の姿になっていた。

光彦「これはどういうことですか?」

コナン「光彦!」

歩美「もう、かなり探したんだよ?」

元太「うな重食おうぜ!」

光彦「みなさん……!(多分僕をいじめてたのはこいつらです!)」

コナン「さあ、一緒に遊ぼうぜ!」

光彦「はい!(絶対復讐してやります!)」

研究所

博士「やっぱり光彦君を虐めるのは楽しいのう」ニヤッ

灰原「でも、飽きてきたわね」

博士「そうじゃのう。……光彦君を虐めるのはこれで最後になりそうじゃな」

灰原「そうね。次は誰にする?」

博士「ううむ……。哀君は誰がいいんじゃ?」

灰原「……やっぱり円谷君しかいないわね」

博士「そうじゃな」

END


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