過去ログ - 勇者「パーティメンバーを美女で固めてやったぜ!!」
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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 16:43:09.93 ID:ylgqSqgj0
僧侶「武道家、鏡じゃなくって前を見て歩け。危ないだろ」

武道家「ご心配なく。人や魔物、草花の気配を手繰れば暗闇でも自分の姿はハッキリと認識できますわ」

僧侶「ああ、そうか――いや、それじゃ結局前が見えてねえじゃねえか!!」

盗賊「勇者サマ、勇者サマ? 見てください、白鳥が飛んでいきますよ!」

勇者「ウン、ソーダネ」

勇者(一見すると華やかなパーティなんだけどなあ。何をどう血迷ったらこんなことに……。

 酒場のマスター、ちゃんと話聞いてたのか? ボクは『選りすぐりの可愛い子』って言ったのに!!)

盗賊「勇者サマ? 上の空で歩いてると危ないですよ? 武道家ちゃんみたいになります」キャピキャピ

武道家「ああ……転んだ姿も美しい、ア・タ・ク・シ」キラキラ

僧侶「言わんこっちゃねえ。おら、立てるか?」サラサラ

勇者(マスター、カマっぽかったからかなあ……。ちゃんと『可愛い女の子』って言わないとダメだったかなあ)

僧侶「ん? リーダー、敵性モンスターだ」

勇者「なんだって!? すぐに戦闘準――」

武道家「たりゃ!」ドカッ

ドラゴン「ぐへっ」グシャ

盗賊「とぉーっ!」ズバッ

ベヒーモス「ぎゃばっ」ドシャ

僧侶「戦闘ならもう終わる。準備するのはこっち」

 E 解体用ナイフ

勇者(……逞しいなあ)


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