過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い
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24: ◆.XibMUKIvI[saga]
2016/01/16(土) 20:57:59.33 ID:scpMd8kO0

雪ノ下はちょこんと、荷台に横向きに腰掛ける。変にかしこまって座るその姿は、さながら借りてきた猫のようだ。そんな姿に思わず苦笑が漏れた。

「……なにか?」

「いや。んじゃ行きますか」

「ええ。お願い」

ゆっくりと走りだす。
ひとまず人通りも少なく、かつ警察官が張ってなさそうな道をチョイスして走り抜けていく。大通りでなく、遮蔽物の多い住宅密集地であれば吹き抜ける風もそこまで強くはなく走り易い。
走り始めて少し。目の前の信号が赤になり、足を止めた。



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