過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い
↓
1-
覧
板
20
3
:
◆.XibMUKIvI
[saga]
2016/01/11(月) 18:00:05.60 ID:Pi11uMdl0
窓に顔を向けた由比ヶ浜につられて、雪ノ下も顔を上げてちらっと窓を見た。
窓が揺れる音と、どこからか吹き込むひゅーひゅーという隙間風のみが部屋に響く。
もはや読書を諦めた俺は読みかけの本に栞を挟むと、すっかり湯気の消えた紅茶を片付けにかかる。時間もいい頃合い。そろそろ本日の活動も終わりを迎えるだろう。
雪ノ下は楚々とした所作でカップを傾け、ほうと息をついた。
「今日はここまでにしましょうか」
「そだね。誰も来ないっぽいし」
「だな。何よりここにいても落ち着かない」
「あはは、言えてる」
そう言って、仕方ないとばかりに由比ヶ浜は苦笑する。
しかしこれだけ風が強いと帰るのも一苦労だろうな。チャリ煽られまくるから怖いんだよなー。
そういう意味では電車やバスのほうが安全そう。と、そこまで考えてふと思いついた。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
56Res/28.59 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1452502586/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice