過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い
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◆.XibMUKIvI
[saga]
2016/01/17(日) 22:04:38.98 ID:h4hwxr4q0
馬車馬よろしく、それを合図に足に力を込めると、雪ノ下がもごもごと言いづらそうに話し出す。
「ごめんなさい待ってもらって」
「謝らんでもいいけど。もう平気か?」
「ええ。……さっきの風で、その、スカートが……」
「そ、そうか」
かぜがすごかったからね、しょうがないね(棒読み)。多分座っててもふわっとしちゃったんだろう。ふわっと。何がとは言わないけど。いや雪ノ下言っちゃってるし。
「あー……なんつーか悪い」
「いえ。それこそ気にしないで」
「そうかよ」
「ええ。そうよ」
まあ確かにどちらが悪いとかそういう話でもない。これ以上気にするのは野暮というものだろう。
それでも気恥かしさは拭えない。
だからそれを誤魔化すように、先ほどよりも足に力を込めて漕ぎ進めた。
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