過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い
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4: ◆.XibMUKIvI[saga]
2016/01/11(月) 18:02:25.84 ID:Pi11uMdl0

「そういや雪ノ下、電車大丈夫か?」

「え?」

「こんだけ風強いと京葉線止まってる可能性もあるだろ」

雪ノ下はふむ、と一瞬考え込むとすぐに携帯を取り出し何やら文字を打ち込み始める。
おそらく運行情報を調べるのだろう。俺はといえばその辺を心配する必要はないし、バス通学の由比ヶ浜もそうだろう。
雪ノ下は画面をスクロールすると、小さく息を吐いて携帯をポケットにしまった。

「どうだ?」

「ダメね。あなたの予想通り」

「あー京葉線風に弱いからね……」

「それはちょっと違うぞ由比ヶ浜」

「え、なにが? だって京葉線よく風で止まってるじゃん」

京葉線はよく止まるし、遅延もする。その上、ただでさえ運行本数が少ないのに間引き運転したりするからタチが悪かったりするし、会社に急ぐ社畜たちの心臓にもすこぶる悪い。だが、それはひとえに京葉線が悪いというわけでもないのだ。



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