過去ログ - どうにも、比企谷八幡は彼女のお願いに弱い
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44: ◆.XibMUKIvI[saga]
2016/01/20(水) 00:13:32.34 ID:OGSx2FlX0

確認したら?と目で問うてくる。つーか猫の手タイプの手鏡っすか雪ノ下さん。自分の髪云々よりそっちの方が気になっちゃうレベル。ゆきのんってばマジ猫大好きフリスキー。まあ一応心配?されてるようだし?。一応ね一応。

「おお……これは」

それなりに整った顔。どんよりとした目。だが、それ以上に目立つのは髪だ。
風の中を突っ切ってきたせいか、異様に前髪が掻き上げられていた。なんていうか……べジータだな。は、ハゲてないし!M字じゃないもん!

「櫛使う?」

「あー、いや大丈夫。どっちにしろまた自転車乗ればこうなるし」

「それもそうね。……でもすごいわ」

言って、興味津々といった具合に目を輝かせると、すーっとこちらに向けて手を伸ばしてきた。えっなにするの怖い。
両手がハンドルで塞がっていたため体をのけ反らせるくらいのささやかな抵抗しかできず、やがて雪ノ下のミトンが俺の髪をもふもふと撫でつけはじめる。



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