13: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:39:52.07 ID:T1bjOOYM0
「工藤、私から一つ言っておきたいことがある」
「なんですか?」
「お前は絶対緊張する。恐怖で一歩だって動けなくなるかもしれない。工藤の背中には中身のいっぱい詰まった透明のリュックサックを背負っている」
「透明なリュックサック……」
「ああ、時にはそれがお前のおもりになるかもしれない。だが、いざというときそれが支えになるはずだ」
「忍ちゃんはいっぱい努力しましたからね。中身も詰まってるはずです」
思いあたりがないことはない。確かに潰されそうになったこともある。
もしかしたらアタシの練習したステップなら簡単に出来る人もいるかもしれない。そんな不安がよぎった事もある。
なら背負った荷物が支えてくれるまで自分を信じるしかないね。
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