過去ログ - 工藤忍「助走をつけて」
1- 20
3: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/01/12(火) 23:32:05.73 ID:T1bjOOYM0
ただひたすら練習した。繰り返し、繰り返し。冬だというのに汗が止まらない。

少し水分とって、だけど休む時間も勿体なくて、休憩もそこそこに練習。

足は重い、腕に力が入らない。最高のパフォーマンスなんて出来ない。こんな状態じゃ出来るはずもない。

そんなの知ったことか。頭では理解しているんだ、後は体に叩き込むしかないだろ。

タンタタンタン、今日何回目になるかわからないステップを刻む、違う、トレーナーさんはもっとこう、軽やかに華やかに。

まだだ、タンタタンタン、タンタタンタン 

部屋にステップを刻む音が響く。

「はあ…はあ…もう疲れた誰か助けてよ!」

叫ぶ。誰も観ていないことは知っている。だからこそ、思いを吐き出す。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
22Res/13.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice