過去ログ - マックス「初めての耳掃除」レーベ「Zwei」
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11: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:30:00.06 ID:JI5kaSPKo

(ボクの時もしていたけど、少しすれば慣れてくると思うよ。それに、耳の痒さをどうにかしたいんでしょ?)

言われて耳の奥の痒みをまた意識してしまう。この痒みをどうにかしないと、落ち着いて寝られそうもない

以下略



12: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:30:57.83 ID:JI5kaSPKo

「痛かったり怖かったりしたら教えてくれ」

提督は言ってから、ミミカキを私の右耳に入れて、耳壁を擦り始める。擦れる音が響いてなんだか不思議な感じ

以下略



13: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:31:29.85 ID:JI5kaSPKo

しばらく無言で耳かきが耳壁を擦る感触に意識を向けていると、耳垢があった部分の痒みが少し収まり、気持ちが良いと思った。しかし、最も痒い部分にはまだ手を付けていないのでもどかしい

「うーん……手前の方はこんなものかな。ここまでは問題ないか?」

以下略



14: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:32:05.07 ID:JI5kaSPKo

「……むっ、これはもしや」

「何かあったの?」

以下略



15: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:32:43.15 ID:JI5kaSPKo

「艦娘の私は耳の中に傷が出来てもきっと入渠ドックで治せると思います」

「確かに、治りそうな気はするけど痛い思いをさせたくないか――」

以下略



16: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:33:15.29 ID:JI5kaSPKo

「はい、提督」

「ありがとう。冷たいと思うが動かないでくれ」

以下略



17: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:33:42.53 ID:JI5kaSPKo

「へ、平気ですから……続けてください」

「そ、そうか」

以下略



18: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:34:24.62 ID:JI5kaSPKo

「こんなもんかな……じゃ、仕上げに入るぞ」

提督は耳かきを回転させて持ち替え、耳の中に入れる

以下略



19: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:35:19.57 ID:JI5kaSPKo

「じゃ、次は左耳だ。反対側を向いてくれ」

「了解」

以下略



20: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:35:58.23 ID:JI5kaSPKo

「こっちは細かい耳垢が少し多いな」

提督は慣れた手つきで耳壁から剥がれそうになっている耳垢をどんどん取り出していく。私は頬を真っ赤に染めながら早く終われと心の中で繰り返す

以下略



21: ◆Iris/WZGeA[saga]
2016/01/13(水) 21:36:59.37 ID:JI5kaSPKo

「奥の方は……右耳と比べるとたいした事は無さそうだな。これならすぐに終わりそうだ」

「さっきみたいな大物はもう無いんだね」

以下略



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