1:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 22:14:58.31 ID:vASloD0K0
モバP「いやあ、ようやく企画がまとまってよかった」
マキノ「お疲れさま。書類、片付けておくわね」
P「ん。ありがとな、わざわざ手伝ってもらって」
マキノ「いえ。私が好きでやっていることだもの」
マキノ「それに、次の仕事の情報は得ておきたかったから」
P「そうかい。…あ、それも片付けて大丈夫な」
マキノ「ええ。…これは?」
P「おう、それも」
マキノ「分かったわ。あとは…っと」
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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 22:22:59.50 ID:vASloD0K0
P「――ふぃーっ。あとは、こっちを……」
マキノ「じゃあそれも直しておくから。……あ、そうそう」
P「んー?」
3:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 22:28:45.14 ID:vASloD0K0
マキノ「いえ、別に時間が空いてる時でいいから」
P「いや、いやいやいやいやいやいやいやいや…」
マキノ「ん、まあそうよね」
4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 22:34:00.53 ID:vASloD0K0
P「肘?」
マキノ「ええ、おちんちんではなく肘」
P「…まあそれなら別に構わないが」
5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 22:41:05.91 ID:vASloD0K0
マキノ「いえ、それはまあ仕方ないのだけど……その代わりに駄目な理由を教えてもらってもいいかしら?」
P「は?」
マキノ「ええ、おちんちんを握らせてもらえない理由」
6:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 22:45:54.49 ID:vASloD0K0
マキノ「具体的な理由。ほら、挙げてみて?」
P「具体的な理由だ?」
マキノ「ええ。たとえばほら、私に対して『顔も見たくないほどの激しい嫌悪感がある』とか。それなら仕方ないわよね?」
7:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 22:51:33.09 ID:vASloD0K0
マキノ「それじゃあ『衛生面』が原因かしら?」
P「…衛生面?」
マキノ「ええ。たとえば接触感染による病気を懸念している…それなら触らせたくないと考えても不自然ではない」
8:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/13(水) 22:53:21.29 ID:vJOiKjcWo
なにこれ期待
9:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/13(水) 22:57:49.00 ID:ku97h1EJO
バカリズムか
あれ面白かったな
10:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 22:58:02.60 ID:vASloD0K0
マキノ「そうね、他に理由は…」
P「……」
マキノ「……あ、もしかするとPはおちんちんを握ることを『性的な行為』として捉えているのかしら?」
11:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:05:52.63 ID:vASloD0K0
マキノ「私にとっておちんちんは『スタート』であり、『ゴール』なの。その先に進むことも後に退くこともないわ」
P「いや…つったってだな」
マキノ「そこに性的な意味合いは無いのよ? 肘は触らせてくれたでしょう?」
12:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:09:50.61 ID:vASloD0K0
P「……」
P「そもそも、俺のを握ることに何のメリットがある?」
P「こう言っちゃあなんだが、性的な理由を除いた場合のメリットは何だ」
13:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:13:43.89 ID:vASloD0K0
P「肘?」
マキノ「既にPは私に対して肘を触らせるという行為の『許可』を出している」
マキノ「肘を触らせることにメリットは存在した?」
14:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/13(水) 23:14:23.72 ID:obENvOO1o
ダンコンに見えて俺疲れてるなーと思ったらあってた
15:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:18:57.14 ID:vASloD0K0
P「……正直、そんなの恥ずかしいだろ」
マキノ「『恥ずかしい』……なるほど納得のいく理由ね。実に正しいと思う」
P「当然のことだ」
16:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:24:46.83 ID:vASloD0K0
P「……」
マキノ「当然よね。18歳の、それも現役アイドルがひたすらおちんちんの話をしてるのだもの」
マキノ「それに比べたら今のPの恥ずかしさなんて小さなものじゃない」
17:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:29:25.89 ID:vASloD0K0
マキノ「じゃあ『温泉で裸になる』のは?」
P「恥ずかしく……」
マキノ「ない、わよね? この場合、場にいる『皆が』裸なんだもの。皆が『平等に』恥ずかしい状態にあるのだから。論理的ね」
18:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:31:26.67 ID:vASloD0K0
マキノ「『恥ずかしい』は理由として成立しない。…他に理由は?」
P「……」
マキノ「P?」
19:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:32:54.61 ID:vASloD0K0
マキノ「P?」
P「……」
マキノ「ねえ、P?」
20:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:36:57.11 ID:vASloD0K0
マキノ「もう理由は無いわよね?」
P「……」
マキノ「無いわよね?」
21:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/13(水) 23:46:38.79 ID:vASloD0K0
P「……」
マキノ「だというのに、巷には何故か『おちんちんを触らせてはいけない』という曖昧かつ非論理的な風説が流れている。今この場ではっきり証明されたでしょう? そんな常識はただの『幻想』に過ぎない。P? 私のプロデューサーならそんな非論理的なものに惑わされては駄目。あなたは幻想にとらわれているの。皆が触らせてはいけないと言っているからなんとなく触らせない。一流のプロデューサーは、はたしてそれでいいの? 『理由は存在していない』というのに。『嫌悪感』も『衛生面における懸念』も『性的な行為だという概念』も『一方的なメリット』も『羞恥心』も全てが否定されたの。理由はある? 無いわよね。あるなら挙げて? 既に今考え得る限りの理由が全て挙げられていると思うのだけど」
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