過去ログ - 伊織「マリン・オディティ」
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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/13(水) 23:01:32.56 ID:X6lrT1ts0
雲ひとつ無い夜で、月光が眩しいほどに海面に反射していた。
すぅと息を吸い込むと、胸を突くような力強い潮の香りと、儚いほど澄みきった夜の空気が絡みあい、伊織の肺を満たした。
冷たくも、体を熱くするような空気だった。


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