過去ログ - 唯「澪ちゃんが宇宙との交信を始めました」
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47:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 21:54:30.54 ID:lpxsQJzD0
「ねぇ、憂」

「なぁに、お姉ちゃん」

「もう一度聞くね。憂は聞こえた? 宇宙の声」
以下略



48:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 21:55:05.11 ID:lpxsQJzD0
「ジー、…っていう音は聞こえたよ」

「わたしも同じ」

「じゃあ聞こえてないってことじゃないの?」
以下略



49:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 21:55:47.11 ID:lpxsQJzD0
「わたしに聞こえてる音とお姉ちゃんに聞こえてる音と、澪さんに聞こえてる音は同じかどうかわからない、ってこと」

「…よくわかんない」

「わたしにもよくわかんない」
以下略



50:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 21:56:55.39 ID:lpxsQJzD0
「でもね。わたしにもお姉ちゃんにも、軽音部のみなさんにも…他の誰にも聞こえなかったとしても、
 宇宙の声が本当に存在しないなんて言えるのか、わからないの。


 だって澪さんは聞こえる、って言ってるんでしょ?
以下略



51:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 21:57:42.04 ID:lpxsQJzD0




…本当はね。わかってるよ。
以下略



52:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 21:58:40.35 ID:lpxsQJzD0
「お姉ちゃんもわたしとおんなじ気持ちかな、って勝手に思ってた」

「…わたしも澪ちゃんのこと、好きだよ」

「うん。知ってる」
以下略



53:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 21:59:19.40 ID:lpxsQJzD0
「結ぼうか?」

「…大丈夫、自分でできるから」

「…結ばせて」
以下略



54:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 22:00:15.04 ID:lpxsQJzD0


「ほら、できた」

「うい…お願いがあるんだけど」
以下略



55:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 22:00:57.08 ID:lpxsQJzD0


憂は目を閉じてすっと顔を寄せ、キスしてくれました。

わたしは黙って立ち上がり、憂に背中を向けるとドアノブをつかみ、扉を押し開けました。
以下略



56:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 22:01:38.63 ID:lpxsQJzD0
★★


「来てくれないかと思った」

以下略



57:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/14(木) 22:02:05.26 ID:lpxsQJzD0
「ごめん、遅くなって」

「いいんだ。ありがと、来てくれて」

わたしが隣に腰掛けたのを見て、澪ちゃんはラジカセのスイッチを押しました。
以下略



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