過去ログ - リタ「ありがとう」ユーリ「諦めんな!」
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17:accelaTOV[saga]
2016/01/16(土) 23:56:06.03 ID:EnWTmczq0

ユーリ「さて、俺らはケープ・モック大森林に行きますかね」

リタ「えぇ、そうね」


みんながバウルに乗って先に行ってしまったので、消去法でケープモックに行くことになったユーリと私。

……二人きりになれたまでは良いけど、この先何て話を切り出せばいいのか。


ユーリ「なぁリタ、研究ってどこまで進んでるんだ?」

リタ「うぇ!? あ、そうね。とりあえず日常生活に必要なレベルには進んでいるわね。もう実装もされてるわよ」


ユーリから話かけてくれた……
嬉しい……。


ユーリ「へぇ、確か【マナ】だっけか? 新しいエネルギー源」

リタ「そう。エアルと違ってマナは使ってもまた世界に還元されるの。要はエネルギーをずっと使い回すことが出来るって訳」

ユーリ「随分と便利なものなんだな」

リタ「そうね、これも全部世界を救った結果ってやつね。最初はどうなることかと思ったけど、案外何とかなったわ」

ユーリ「世界を救ったってのも経過に過ぎないさ。全部は世界中の人が力を合わせた結果なんだと思うぜ」

リタ「……そうね。あ!」

ユーリ「どうした?」

リタ「あいつらにコレ渡すの忘れてたわ……」ジャラジャラ

ユーリ「なんだこれ?」

リタ「簡単に言えば【武醒魔導器】の代わりよ」

ユーリ「マジかよ!」

リタ「とりあえずアンタには渡しとくわ。使い方は武醒魔導器と同じよ」

ユーリ「昨日造ってたのはコレだったのか?」

リタ「そ、魔物の討伐とかの依頼があるならコレがあるとよりスムーズにいくでしょ?」

ユーリ「なるほどね。んじゃ、早速試してみますか」


ユーリ「蒼破刃っ!!!」

ズサァァァァァ!!


リタ「ね?」

ユーリ「すげぇな……。さすが天才魔導師。ありがとよ」ポン

リタ「っっっ!」


頭撫でてくれた、ユーリが。
あのユーリが、あたしに!!!


リタ「ふにゃ〜ん……」

ユーリ「おい、リタ?」

リタ「はっ!な、何でもないわ!行きましょう!」

ユーリ「あ、あぁ」



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