過去ログ - リタ「ありがとう」ユーリ「諦めんな!」
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accelaTOV
[saga]
2016/01/19(火) 12:44:38.94 ID:AF3jA4RnO
……迂闊だった。
リタなら大丈夫だろうとタカを括ってた。あいつだって、一人の女だってのに。
ユーリ「しっかりしろよ!もう少しでダングレストだ!」
リタ「ハァ、ハァ……」
俺は今ケープモックで魔物の毒を浴びたリタを抱えてダングレストに向かってる。このまま医者に見せれば助かるはずだ。
【ダングレスト】
ユーリ「誰かいるか!?」
医者「何だ騒々しい、急患かい?」
ユーリ「あぁ。コイツなんだが、ケープモックで魔物の毒を浴びちまった」
医者「ケープモック?」
ケープモックという言葉を出した瞬間、医者の顔が曇った。
医者「分かった、とりあえず看てみよう。他に仲間はいるかい?」
ユーリ「あぁ、いるけど」
医者「その人達も連れてきてくれ」
ユーリ「なんでだ?」
医者「君と君の仲間に話さないといけないことがあるからだよ。あの少女についてね」
ユーリ「……分かった」
嫌な予感がした。
俺たちの運命が大きく変わる……。
そんな予感がした。
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