過去ログ - 幼馴染の末路3 -SS速報VIP

過去ログ - 幼馴染の末路3

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5: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 13:01:49.71 ID:KwI0fnyg0
夕方、順ちゃんからの返事が来なくなって、怒らせたかなとか寝てるのかなとか、
もやもやしている内に、かれんちゃんのことはほとんど気にならなくなっていた。

一人寂しく家路に着く。
この時間帯は家に誰もいない。

以下略

6: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 13:12:58.01 ID:KwI0fnyg0
お正月デートで、彼女の手を握り、顔に触れた感触が蘇る。
その手だけ、なんだか特別のように思えた。
耳の奥の奥まで、熱の塊がどんどん生まれてくる。
熱の高ぶりで、背筋に震えが走り、暖房の温度を上げた。

以下略

7: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 13:48:54.96 ID:KwI0fnyg0
お水を飲んでいる最中に着信が鳴った。

「げふッ……ッ」

私は慌てて部屋に戻る。

以下略

8: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 14:06:27.83 ID:KwI0fnyg0
ちょっとだけ仮眠を取った。
私の内面は、外の影響を凄く受けやすい。
起きたら、30分くらい経っていた。
そのちょっとの間、夢を見た。
人に聞かせられない。

以下略

9: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 14:32:12.38 ID:KwI0fnyg0
順ちゃんには絶対に言えないけど。
私は、順ちゃんのこと考えながら自分で触ってしまったことがある。
体の気持ち良さを求めてしまった。
いけないと思いながら、でも止めれなかった。
彼氏がいた時も、先にはいけなかった。

以下略

10: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 14:48:54.39 ID:KwI0fnyg0
翌日、風邪は治り、そして、順ちゃんからは写真が送られてきた。
どうやら、昨日はサークルのライブがあったみたい。
それで、出られなかった。
聞きたかったな、今度歌ってって送る。

以下略

11: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 14:58:03.51 ID:KwI0fnyg0
「し……しら、なかった」

私は思わず立ち止まって、
かれんちゃんに顔を凝視してしまう。

以下略

12: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 15:11:01.97 ID:KwI0fnyg0
「……ひよちゃんて、顔が火照るとすごく艶っぽい表情になるから気をつけた方が良いですよ」

両手でさっと顔を隠した。
指の隙間から、かれんちゃんを見る。

以下略

13: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 15:28:05.13 ID:KwI0fnyg0
かれんちゃんとは大学に入って以来、ずっと仲良しだった。
ボランティアのことで、人が足りない時に、手伝ってくれたりもした。
ボランティアの仲間に告白された時も相談に乗ってくれた。
順ちゃんのことを相談したのは、つい最近だった。

以下略

14: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/01/17(日) 15:48:22.40 ID:KwI0fnyg0
かれんちゃんは疲れているにも関わらず、
すぐに着替えてきて、

「ごめんお待たせ」

以下略

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