過去ログ - プリパラ・仮面ライダーでペルソナパロ
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33:屑女 ◆DDjHPo.zNc[sage]
2016/01/20(水) 18:07:06.08 ID:Lz7N451T0
俺のアイドル生活は、歌だけでなくダンスも練習しないといけない程厳しいものだったがみんなの前で歌って楽しませる楽しいものでもあった。
そして、パプリカ学園にも入学し、らぁらと同じ12歳の俺は6年生でらぁらと一緒のクラスになった。こんな楽しい現実、体験したことがない。

らぁら「おっはよー!フウシくん!」

フウシ「おはよう」

らぁら「よーし、今日もプリパラだよ!」

フウシ「…わかった。すぐ行こう」

らぁら「あ、でも…。あの事件って気にならない?」

フウシ「気になる」

らぁら「でしょ?わたしもあの中へ行ってみたいな…」

とはいえ、彼女は俺と同じ小学生だ。高学年だからといって危険すぎるだろう。

フウシ「…なぜ気になるんだ?」

らぁら「それはね、シオンさんが行方不明になったんだ。みれぃから聞いて本当のことだったし…、だからあのテレビの中に入って確かめたいの」

フウシ「いくら小学生の高学年でも危険すぎるぞ」

らぁら「でも!シオンさんがこのまま消えるのはいや!」

フウシ「…その人のこと、心配しているんだな」

彼女の悩みをほっとくわけにはいかない、それにプリパラは後からでも行ける。俺はついにらぁらの相談にのることを決めた。

フウシ「よし、電化製品屋へ行こう」

らぁら「かしこま!」

「おい、何を話してるんだ?」

その時、背後からオレンジの鎧を纏った仮面ライダーが現れた。

らぁら「鎧武さん!」

鎧武「ここにいる時は鎧武先生、だろ?」

らぁら「ごめんなさい…あはは…」

鎧武「フウシ、それにらぁら、もう帰る時間だぞ。あと忘れ物がないかちゃんと確認してからな」

らぁら「かしこま!よし、行こうよ!」

フウシ「…分かった」

俺とらぁらは、荷物を整え、パプリカ学園を出た。そして電化製品屋の『ツガミ電気』へ行ってテレビを探す。

フウシ「テレビとはいえ、どんなの?」

らぁら「うーん、スイッチ押してもつかないけど、ときどき自然についてしまうとっても不思議なテレビなの」

ドライブ「お、お前ら」

らぁら「ドライブ!」

ベルト「やあ、テレビを探してるのかい?」

らぁら「うん!でも見つからなくて…」

ドライブ「あれは電化製品屋なんかに売ってない。ファルルがなぜか置いておくだけだ」

らぁら「えぇ!?ファルルが!?」

フウシ「ファルル…?」

ベルト「ああ、君はファルルを知らなかったね。ファルルは、プリチケの付喪神(つくもがみ)のような存在なんだ」

ドライブ「つまり、人間じゃないってこと」

らぁら「で、そのテレビは…あ。わたしの部屋にもいつの間にか置いてあったはず!」

ドライブ「よし、そこへ向かおう」

らぁら「かしこま!」

俺たちはすぐ、らぁらの家へ向かった。


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