過去ログ - ハルヒ「有希って」 キョン「かわいい」 みくる「でしゅ(^p^)」 古泉「よねぇ」
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12:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 18:09:58.78 ID:juk0FEA30

キョン『長門、目当ての本は見つかったか?』

長門『……あった』

キョン『そりゃよかった。それか? 目当ての本っつうのは……随分ハードカバーだな、おい』

長門『あなたも読んでみる?』

キョン『長門のお勧めなら是非、といいたいところだが……いきなりそれは厚すぎるな』

長門『……そう』

キョン『も、もう少し薄い本でお勧めはないか? あ、薄い本ってそういう意味じゃなくてだな―――え』ギュッ

長門『こっち』スタスタ

キョン『…………』

キョン『(えっ!!? ちょ、えーっ!!? ててて手! 手ェ握られてる!!?!? 手、手ェ!!?!?)』ドキドキドキドキドキドキドキドキ!!!

長門『……このあたり』

キョン『そ、そうかぁ!? なっ、長門はどれがお勧めなななんだっ!?』ドキドキドキドキドキドキドキドキ!!!

長門『……これかこれ』

キョン『お、おーこれと、これね!! おーっし!! さ、さっそく貸りようかな!! あははー!!』ドキドキドキドキドキドキドキドキ!!!

長門『推奨する』

キョン『……と、ところで長門さん?』

長門『なに?』

キョン『その、決して嫌なわけじゃ、むしろ幸せというか……じゃなくて!! その……』

キョン『手……握ったままで……大丈夫か?』

長門『……』ジイ

キョン『あ! て、手汗! 俺の手汗が気持ち悪かったらすぐ離してくれていいからな!!! むしろ離すべきで―――』

長門『……忘れていた』

キョン『え?』

長門『……あまりにも普通で、あまりにも暖かくて、あまりにも心地よくて……』

長門『手を繋いでいたことを、ごく自然に受け入れていた』

キョン『……そ、そうか……それは……』

長門『……少しだけ……このままで』

キョン『…………あ、あはは』ドキドキドキドキドキドキドキドキ!!!


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