過去ログ - 【安価】ニンジャスレイヤー・ボーンオブ・ソウカイニンジャ【豊満】(Part15)
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158: ◆HheB5CIUf2[saga ]
2016/01/23(土) 20:05:38.56 ID:peND0ZPpo
95日目から少しさかのぼる


監獄「ザシキ・ダンジョン」へ収容される囚人の護送車は夜中、人通りの少ない道を進む。
窓がなく、車内は日の光ひとつ入らない暗黒であった。

囚人たちは夜ということもあってか疲れて寝ている。

その中の一人は悪夢を見ていた。







「法令違反だと!?そんな、なにかの間違いだ!」



「目を……目を開けてくれ!!死ぬな!!


「ウオオオオー!!!許さない!!マグロアンドドラゴン!!マグロアンドドラゴン!!」



生まれ育った町と己のソバ屋を守るため、住人を省みない理由で地上げを行おうとした
「マグロアンドドラゴン・エンタープライズ」のスシ・プロテイン粉末加工工場の建設に対する反対運動、

狡猾なるマグロアンドドラゴンの策略で彼は、ソバ・シェフとしての名誉を傷つけられ廃業に追い込まれ、
妻は心労でこの世を去り、なにもかも失った。利益を得たのはマグロアンドドラゴンと、グルであったヤクザクランのみ。



彼は絶望したが、自殺はしなかった。だが、あふれる憎悪はとめることができなかった。
中古のリキシャーとソバ出前バイクを溶接合体、それから異常ともいえる魔改造を経てトレーラー以上のモンスターマシンを作り上げた。


「破壊してやる、消し去ってやる、ネギトロに、全てを!!」



彼は恐ろしいモンスターマシンで工場建設予定地を破壊。無論、大勢の死者がでた。
後悔はしない。なぜならば相手は自分から全てを奪ったマグロアンドドラゴンだからだ。
後悔はしない。むしろ彼は一種の達成感を感じていた。


「ふ、フフッ、フッ、めでたい、めでたい」


彼……ゼンダは開発予定地を壊し、従業員をネギトロに変え、一息ついたところで狂った笑みを浮かべていた。
彼は犯行の際にバリキとZBRとタノシイの恐ろしいケミカル・ハイ・カクテルを服用していたのだ。


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