過去ログ - 【安価】ニンジャスレイヤー・ボーンオブ・ソウカイニンジャ【豊満】(Part15)
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◆HheB5CIUf2
[saga ]
2016/01/25(月) 01:05:44.15 ID:bkFb3I21o
くたびれたコートにつば広帽を被ったその男は、タカギ・ガンドー!「…オイオイオイ、あいつもう、死んでるんじゃねえか?」
彼はキャニオンの陰に潜み、周囲を警戒しながら、サイバーグラスで磔台のニンジャスレイヤーと上空のバイオスズメを見ていた。
「行くかやめるか……行くかやめるか……」
ガンドーは心の中でルールを作った
(((よし、迷ってても仕方ねえ。3秒で決める)))。
1、ズバリタブレットを奥歯で噛みしだき、
2、ニューロンを覚醒状態にすると……
3、ガンドーは49マグナムを両手に構えてキャニオンの陰から飛び出した!
「ああ畜生!しょうがねえな!」
蜃気楼のようにぼやけ回転するフジキドの視界に、ガンドーの姿が近づいてくる。幻影が晴れる。
上空のバイオスズメは49マグナムの鈍い光を警戒し、いずこかへと飛び去った。
……孤立無援のニンジャスレイヤーを窮地から救い出したのは、ニンジャですらない、ズバリ中毒私立探偵の蛮勇であった。
「ガンドー=サン……いったい、どうして……ここが?」
「ん?生きているようだな?よかったぜ……とりあえずいったんここを離れようぜ、隠れ家もすぐそこに来ている」
「隠れ家……」
おお、見よ!向こうからやってくる武装特別装甲トレーラーを!
あれこそはキョートでのニンジャスレイヤーたちのアジト!!
運転手は温和なモータルの老人でありながらヤバイ級運転手!フジワラノ老人!
「どうやら、成功したみたいですね」
「ああ、しかしなんだな。イグゾーション=サンのインガオホーだな。場所が割れたのは」
スティルネスはオカユを作りながらつぶやいた。
空腹にやさしい安心料理だ。
「ええ、ナンシー=サンの助言、そしてあなたの」
「スメル・トレース・システム」
スメル・トレース・システムはに匂いを視覚化させるプログラムだ。
定期的にキョートに帰宅していたイグゾーションの匂いを彼にギリギリまで近づき採取し、
ナンシーが言った場所と照合させた結果一致したのだった。
さらにスメル・トレース・システムのおかげでイグゾーションがセキバハラに秘密基地を持っていたこともわかったのだった。
さすがのイグゾーションも匂いで探知されていたとは思うまい!!
「さて、ニンジャ殺戮者につくるメシはこんなもんかな」
「おいしそうですねぇ」
「どうする?あんたも食べるかい?」
「食べる食べる!」
「ボルクェーデ、君はさっき食べたばかりだろ?」
「でもさー、おいしそうだなそのオカユ」
「うむむ……たしかにな」
日本に帰国したビックトオルはうなずいた。
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