過去ログ - エリザ「……アンタってどこを見てんの?」 清姫「はい?」
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/18(月) 19:59:14.16 ID:JeYK7a7B0
エリザ「安珍・清姫伝説。極東の昔話なんて詳しくは知らなかったけど、玉藻に聞いたわ。安珍という僧に一目惚れした清姫が、思いを遂げようとしたけど」
エリザ「安珍はそれに応えなかったどころか、約束を破って裏切った挙句に嘘を吐き、逃げ出した」
エリザ「清姫は焦がれて焦がれて、悲しくて悲しくて、憎くて憎くて……」
エリザ「結果、鐘楼に隠れた安珍を、清姫はその身を大蛇に変えて焼き殺してしまうお話。……そんな、恐ろしくて、でも悲しいお話」
エリザ「本来なら清姫、貴女は戦えるはずなんてないのよ。ただの一人娘だった少女に、戦う力なんてあるはずがない」
エリザ「その、たった一度の、想い人を葬った伝説が昇華して、戦えるようになっているだけ」
エリザ「なら、サーヴァントとして常に戦えるようになるためにはどうするのか」
エリザ「『その日』を、思い出すしかない。再現するしかない。―――安珍を追いかけた、その日を」
エリザ「戦闘開始時に時間の余裕が無いって言うのは、安珍を追いかけている最中だから」
エリザ「戦闘後に安珍が遠のいていくって言うのは、何度でも戦うためにその安珍を殺しきるわけにはいかないから」
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