過去ログ - エリザ「……アンタってどこを見てんの?」 清姫「はい?」
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16:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
2016/01/18(月) 20:03:38.60 ID:JeYK7a7B0
清姫「辛いという気持ちは、確かにあります。あんな日は、何度も経験するものじゃありませんから」

エリザ「だったら―――!」

清姫「でも。今のわたくしがそうまでして戦うのは、旦那様のためです。そしてそれは、今ここにいるわたくしが本心から望んでいる役割」

清姫「安珍様だとか、その昔話の伝説だとか、関係はないのですよ」

清姫「ただ、旦那様のために戦いたいから。だから、辛くはあっても、戦いたくないなんてことは、決して無いのです」

清姫「たしかにわたくしは、旦那様と安珍様を重ねて見ている部分はあります」

清姫「それでも、わたくしは理性あるサーヴァント。別人だということは、きちんと理解しております」

清姫「……まぁ、旦那様が安珍様の生まれ変わりかもしれないというくらいには考えておりますけど、それもあくまで希望に過ぎませんから」

清姫「ですから、わたくしが戦うのは、旦那様がそれを望んでいるから。サーヴァントとしてのわたくしの力を、頼ってくださるから」

エリザ「清、姫……」

清姫「戦いに出るたび、かつての光景を繰り返す。こうして此処に来て、初めて戦うことになって、それを知った時、正直絶望いたしましたわ」

清姫「それでも、わたくしは、やっぱりここまで戦い続けてきて良かったと思っています」

清姫「後悔はありません。……いいえ、無くなりました、という方が正しいですね」


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