過去ログ - 比企谷八幡「カレー屋さんを立て直すことになった」
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11:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:43:16.40 ID:q/KusGqV0
八幡「お、普通に旨いぞ!」モグモグ

結衣「うん、カツもサクサクしててジューシーで美味したいね!!」モグモグ

おっさん「本当ですか!?ありがとうございます」
以下略



12:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:44:23.62 ID:q/KusGqV0
おっさん「味には自信あるんですがね、やはり店が問題なんでしょうか……?」

八幡「え、店がって?」

おっさん「何分儲けがなくて、店がオンボロなもんで」
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13:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:45:34.17 ID:q/KusGqV0
結衣「でもオンボロって言われても、実際にどのくらい汚いんですか?」

おっさん「ええ、なんなら今から来てくれますか?」


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14:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:46:46.42 ID:q/KusGqV0
雪乃「これでは誰も入らないわね。それに嫌な匂いもするのだけど」

おっさん「リフォームするにも、費用が足りなくて」

結衣「うわぁ……こりゃそうとうヤバイし」
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15:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:48:17.81 ID:q/KusGqV0
結衣「もうちょっと入りやすい雰囲気にするとかは?」

おっさん「ああ、実はこんなボロボロな店でも、知り合いの協力を経て、来月からあるキャンペーンを始めることになったんです」

八幡「キャンペーン? 全然儲かってないのにか」
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16:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:50:25.80 ID:q/KusGqV0
そしてキャンペーン開始次の月から、お店はたった一人の少女のおかげで繁盛した。

おっさん「いやぁ〜〜ありがとう雪ノ下さん。おかげでお店は大儲けですよ」

雪乃「いいえ、これも世のため人のためですよ」モキュモキュ
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17:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:52:08.88 ID:q/KusGqV0
おっさん「しかし、またしても困ったことがあって」

結衣「え、また何かあるの?」

おっさん「はい、実は調子に乗ってしまってビーフカツカレーを作りすぎて、カツが余っちゃったんですよ」
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18:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:53:48.29 ID:q/KusGqV0
おっさん「このまま廃棄するのも勿体無いし、何か有効活用する方法はないですかね」

結衣「え、でもそういうのってちゃんと廃棄しないといけないんじゃ……」

雪乃「これだけたくさんのパンさんをくれたお礼よ、私がなんとかしましをょう!」
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19:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:56:06.87 ID:q/KusGqV0

数週間後……

結衣「見てよヒッキー、あのカレー屋さん綺麗になってるよ!」

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20:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:57:39.10 ID:q/KusGqV0
おっさん「いやぁ〜〜雪ノ下さんには頭が上がりませんよ。廃棄するはずのカツを雪ノ下さんが立ち上げた買取会社が引き取って、それを使って新たに商売をするとは! その転売ビジネスのおかげでお店も大きくなりました」

雪乃「ふふ、これで世界中のパンさんは私のものだわ!!」


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21:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/19(火) 01:59:32.18 ID:q/KusGqV0
県警の捜査により、雪ノ下が廃棄するはずの冷凍カツを不正に転売し、千葉県内のスーパーなどに卸していたことが発覚となり、このことはニュースとなって全国の人々にあっという間に知れ渡った。
当然問題となった雪ノ下の会社は破綻、学校側の雪ノ下を退学処分とすることに決めた。
カレー屋「ゆきのんのパンさんカレー」も当然閉店となり、職を失ったあのおじさんは自ら命を絶ってしまった。雪ノ下に頭が上がらない状況となったおっさんは、雪ノ下のパンさん欲しさからくる暴走になかなか口が出せなかったようだ。
ちなみにあのおっさんは、パンダのパンさんのぬいぐるみを作ってる会社の社長の三男坊だったらいし。知り合いどころか、身内だったとはな。


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