131: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/23(土) 15:59:06.44 ID:9TYV77W/0
――ギルド宿泊所・勇者 個室――
光僧侶「ありえないわありえないわありえないわありえないわありえないわありえないわありえないわありえないわありえないわありえないわ……」ズーン
勇者「おい、いつまでそうして部屋の隅にうずくまってるつもりだ、辛気臭えよ」ハァ
光僧侶「黙りなさいッ!! もとはと言えば、あんたがうちの教会にこんな面倒事持ち込まなくちゃ、こんな目に遭わずに済んだのよ」キッ
勇者「知らねえよ、俺だってキメラと戦うはめになっちまったし」ハァ
光僧侶「黙りなさい! アンタのは自業自得よ!! 私は完全に被害者以外の何物でもないわっ!」
勇者「でも、そういいつつもお前だってついてきてるだろうが」
光僧侶「追い出されたのよ!! あの婆、あんたも勇者のパーティに入ったんだから、教会に終わるまで帰ってくるな!とかほざいたせいよ!!」
勇者「お前、あのばあさんあんなに恐れてたのに」
光僧侶「ええ! あの婆、いっつもいっつも思いつきで行動するからよ!! 赤ん坊よりも目が離せないの! そして苦情を受けるのはいつも私!! そのおかげでストレス耐性は常人の五倍よ!!」ガー!!
勇者「……苦労してんだな」カタ ポンッ
光僧侶「さわんな! 屑が移る!!」
勇者「やっぱお前いい性格してる、同情して損した」ハァ
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