136: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/23(土) 16:14:04.39 ID:9TYV77W/0
――暗殺者に声をかけよう。
ふと、脳裏に酒を飲んで頬に朱がさした女性の顔が浮かんだ。
あいつだったら戦闘のプロだ。俺なんぞより幾分いい戦闘が取れることだろう。
なにより、一度や二度なら組んでもいいっていっていたことを思い出した。
勇者「そうだな、ある奴に声をかけてみようと思う」
光僧侶「そ、なら早くそいつに話をもっていきましょう! 断られたらこまるし、早く話を進めないと!」
光僧侶がそういって出ていこうとする。
勇者「あ、でもそいつ夜にいるって話で」
ちらりと横目で窓を見れば、まだ日は沈まない。
ドアノブを握っていた光僧侶の手が止まり、真っ赤になって振り返った。
光僧侶「そ、それを早くいいなさいな!!」
理不尽だ。
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