145: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/23(土) 17:11:19.46 ID:9TYV77W/0
勇者「あ、うまい」
雑な料理だが、味はよかった。
肉特有の重厚さが、しんなりとした葉野菜にマッチして、しつこくなくない味わいと食感。
そして、それが一緒に煮込んだタレに絡まり、あまじょっぱさが口の中に広がる。
光僧侶「当たり前よ、これが王都の名物なんだから」
たまに血の塊が肉の中に残っているが、それが一層、深い味わいになっていた。
勇者「へぇ、この近くで飼ってる牛か何かか? この肉」
口の中でぱらりとほどけることなく、いつまでも残るような深みがある。
でも、食べたことない、味だ。
ついつい、フォークが進んだ。
何の肉か、少し気になるが、まぁ、よほど変な物じゃないだろう。
いや、たとえ蛇の肉でも俺は食べるぞ、この料理
光僧侶「リザードマンよ」
……ぶっ!!!
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