218: ◆i8c3ZXfr3A[saga]
2016/01/23(土) 23:57:38.84 ID:9TYV77W/0
――右にいこう。
確かに左の歌声は楽しげだ。だが、楽しいだけだ。もっと人間がリラックスするとき、声も休まるように歌うのではないだろうか?
右の歌声は歌い手のみならず、聞く者全てが休まるように歌われている。
――なにより、この歌の、声の持ち主が気になる。
ローレライという魔物がいるそうだが、俺は誘われることにしてみた。
勇者「よし、行くか」
そうして、全身を小さくまとめながらも、俺は右の通路に舵を切った。
323Res/140.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。