過去ログ - キムタク「ちょっと、待てよ」
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118:24さい[saga]
2016/01/26(火) 16:09:09.11 ID:pMjw9IrJ0
 フェイリス「初めましてニャ。我が名はフェイリスニャンニャン、フェイリスは五大精霊の一角シルフの魂の継承者ニャ」

 キムタク「初めまして、俺は木村拓哉だ」

 フェイリス「まさか、タクニャンが魔眼リーディングシュタイナーの持ち主だったとはニャ」

 キムタク「それは設定っていうやつなのか?」

 フェイリス「ち、違うニャ! 設定じゃないニャ! リーディングシュタイナーは、世界の観測者となるものだけが持つことができる魔眼のことニャ」

 キムタク「つまり、俺がここに来たのは、……そのリーディングシュタイナーってやつのせいってことか」

 フェイリス「そうにゃね。因みに凶真もリーディングシュタイナーの持ち主だけどニャー」

 キムタク「岡部も?」

 フェイリス「と言っても、その能力はもうなくなってしまったんだけどニャ」

 キムタク「どういう事だ?」

 フェイリス「クーニャンが、リーディングシュタイナーの根本的原因を排除したからだニャ」

 キムタク「どうして? 別の世界を記憶できるのはいい事なんじゃないのか?」

 フェイリス「それは違うニャ。例えば、SMAPのメンバーと会話して、その後タイムリープしてSAMPと会話しない選択をしたらどうなると思う?」

 キムタク「その会話はなかったことになるんだっけ?」

 フェイリス「正解ニャ♪ それはつまり、タクニャンがその会話を覚えていてもSMAPのメンバーにはその記憶はないことになるのニャ」

 キムタク「そういう事か……」

 フェイリス「自分だけが知っている。自分だけが知らにゃい。それはとても寂しいことなのニャ」

 フェイリスは目尻に少しだけ涙を浮かべていた。

 フェイリス「だから、クーニャンが凶真にそんな思いをさせたくがないためにリーディングシュタイナーの能力を消したってわけニャ」

 キムタク「なるほどな……。ところでリーディングシュタイナーってどういう原理で他世界線の記憶を受け継ぐんだ?」

 フェイリス「う〜。その辺はフェイリスにもよく分からないのニャ〜」

 ??「話は岡部から聞いたわよ。木村さん」

 ドアを開けて、牧瀬が中に入って来た。



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