過去ログ - 【艦これ】霞「あーもう、バカばっかり！」 -SS速報VIP

過去ログ - 【艦これ】霞「あーもう、バカばっかり！」

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1: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:20:57.78 ID:tDRXxQ6eo
※独自設定および解釈、キャラ崩壊注意
※霞ちゃん改二記念ＳＳ

提督「お疲れ様、そしておめでとう霞。改二への改装は無事に終了したよ」

電「お疲れ様、なのです」

妖精さん「がんばったー」

妖精さん「われながらよいしごと」

霞「ふん……まあ、お礼は言わないわ」

妖精さん「がっくし」

提督「こらこら、私にはともかく妖精さんやここまで付き合ってくれた皆にはちゃんと言っておくんだぞ」

霞「うるさいわね、そんなの私の勝手でしょうが！　で、どうなのよ改装の結果は？」

電「それは電から報告しますね、まずは改装によって、砲火力や雷撃の上昇。もちろん装甲も上昇しているのです」

提督「もちろんスペック上の能力が向上しても、それを生かすのは霞次第ということは変わらない。それを……まあ、霞に言うまでもないか」

霞「愚問ね。誰に言ってるの？」

電「続けますね。霞さんが礼号作戦時に旗艦であったことが反映されたのか、艦隊司令部施設が装備できるようになったのです」

提督「なるほど。霞は第一水雷戦隊と第二水雷戦隊。そして礼号作戦で旗艦を務めたことがあるんだったな」

霞「まあ、阿武隈さんや神通さん、能代さんが健在な以上、再びやることはないでしょうね。やれと言われても願い下げだけど」

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2: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:21:42.90 ID:tDRXxQ6eo
霞「で、それだけ？　大したことないわね」

電「それだけじゃないのです。改二乙にコンバート改装が可能で、大型電探を搭載可能、対空に特化することができるのです！」

電「でも、代わりに艦隊司令部施設は装備できなくなっちゃうし、砲火力や雷撃装備はちょっと弱体化しちゃうのです」

3: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:22:24.95 ID:tDRXxQ6eo
霞「って、だからなんで大発なのよ！　私はそこを訊いているのよ、さっさと答えなさい！」

提督「まあ、その理由はあくまで想像することしかできないから、取りあえず置いておこう」

提督「重要なのは、霞が大発を運用可能ということだ」

4: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:23:08.80 ID:tDRXxQ6eo
霞「阿武隈さんに教わるくらいなら、使えない方がましよ！」

霞「大体、護衛任務ならまだしも、なんで私自身が大発持って輸送しないといけないのよ、私駆逐艦よ、戦闘のための艦よ！」

霞「かつての大戦のときとは状況が違うじゃないの！　別に戦況がひっ迫しているでもなし！　なんで私が輸送艦みたいなことしないといけないの、バカじゃないの！？」

5: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:23:53.01 ID:tDRXxQ6eo
霞「それは、阿武隈さんがでしょ。なんで私が運用できるのかを訊いているのよ」

提督「これは阿武隈以上に推測になるが、霞。お前は以前、阿武隈から一水戦旗艦の立場を引き継いだな」

霞「それが？」

6: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:24:39.96 ID:tDRXxQ6eo
提督「最初に言っただろう、推測しかできないと。他に予想が立たないのだから、仕方ない」

霞「うるさいうるさい！　私は絶対輸送船の真似事なんてしないからね！　能天気な阿武隈さんと愉快な駆逐達で勝手にやってなさい！」

霞「私は絶対ごめんだからね！　じゃ！」

7: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:25:08.91 ID:tDRXxQ6eo
阿武隈「と、ともかく。これから大発の使い方を教えるけど……さすがに今からは大変だよね。もう夕方だし」

阿武隈「今日はそうだね、霞ちゃんの改二祝いとして、なにか作ろうか。霞ちゃん、なにか食べたいものあるかな？」

霞「はあ？　いらないわよそんなの。仲良しパーティーならよそでやって」

8: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:25:39.71 ID:tDRXxQ6eo
暁「阿武隈さん、なにか手伝うことある？　暁に任せて！」

響「楽しそうなことなら、なんでもやるさ」

雷「もーっと頼ってもいいのよ？」

9: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:26:18.02 ID:tDRXxQ6eo
清霜「霞ちゃんはおにぎりが好きなんだよ！　いつも清霜に作ってくれるんだ！」ひょこ

霞「いきなり現れて、どうでも良い情報提供しているんじゃないわよ！」

阿武隈「そうなんだ、清霜ちゃん。教えてくれてありがとう」

10: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:26:54.09 ID:tDRXxQ6eo
響「大丈夫さ。霞は一人じゃない」

霞「はあ！？」

睦月「ふふふ……待ち時間は睦月達とお話しするにゃしい！」

11: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:27:29.61 ID:tDRXxQ6eo
阿武隈「よしよし。ほら、文月ちゃん泣き止んで」

文月「ふぇ……阿武隈さぁん。ぐすっ」

阿武隈「これくらいで泣いてちゃ駄目でしょ。文月ちゃんは強い子なんだから」

12: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:28:20.83 ID:tDRXxQ6eo
霞「そこぉ！　脈略もなくいちゃついてるんじゃない！　アンタらの式の予定とかどうでもいいわ！」

霞「睦月達！　次の機会なんてないわよ！　どうしてもというなら別でやりなさい！」

睦月「ふえ？　うーん、やっぱり睦月達じゃ力不足にゃしぃ……」

13: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:29:31.06 ID:tDRXxQ6eo
朝潮「霞、貴方に贈り物があるんです」

霞「そんなのいらないわよ、気持ちだけで十分」

朝潮「そんなこと言わないでください。朝潮が一生懸命考えました！」

14: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:30:50.01 ID:tDRXxQ6eo
那珂「みんな！　ケンカはやめてー！」バン！

加賀「その通りよ。無用な争いは慎むべきだわ」

阿武隈「那珂……ちゃんと加賀さん？　どうしたんですか？」

15: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:31:43.38 ID:tDRXxQ6eo
那珂「それじゃあ……霞ちゃんに贈る歌。聴いてください」

那珂「曲名は――恋の２－４－１１」

加賀「加賀岬」

16: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:32:33.49 ID:tDRXxQ6eo
――時間が経ち。食堂。

霞「お腹空いたわ……」

清霜「清霜も……」

17: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:33:43.39 ID:tDRXxQ6eo
阿武隈「ささ、霞ちゃんどうぞどうぞ」

霞「はむ……おいしい」

阿武隈「えへへ、良かった」

18: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:34:46.02 ID:tDRXxQ6eo
阿武隈「まあまあ、あたしも大発についてはあきつ丸さんに、甲標的については千代田さんに教わったから、ある意味弟子みたいなものだし」

時雨「霞、ダメだよ。教えてもらう人には敬意を持たなきゃ」

霞「誰も敬意を持ってないなんて言ってないでしょ！」

19: ◆dbGyYYDw8A[saga]
2016/01/21(木) 01:35:17.98 ID:tDRXxQ6eo
これで終わりです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

皐月改二「大発積めたよ」

20:名無しNIPPER[sage]
2016/01/21(木) 02:39:58.54 ID:doFuk0vlo
乙

21:名無しNIPPER[sage]
2016/01/21(木) 02:54:53.39 ID:h+wXKO8kO
乙
総ツッコミしつつその勢いでたまにデレる霞かわいい

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