7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:04:29.42 ID:Jf0oM7s70
そう……
そこは……
『霊安室』と呼ばれる部屋だった。
8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:05:09.34 ID:Jf0oM7s70
この狭い部屋にはみんなの泣き声が響いていた。
誰も、信じたくはなかったのだ。
こうしてもう目覚めることはない肉体を見るまでは、プロデューサーさんが亡くなっただなんて。
9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:05:53.04 ID:Jf0oM7s70
それからの日々は慌ただしかった。
仕事自体はプロデューサーさんが亡くなる半年前から新しいプロデューサーさんを入れていたので引き継ぎはすぐに終わった。
今思えばあれもきっと準備だったんだろうなぁ……普段から「こんなこともあろうかと」なんて笑いながらどんな危機も乗り越えてきた人だったから。
10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:07:05.19 ID:Jf0oM7s70
でも、私たちはあなたじゃないんですから、こんな事態の準備なんてできてませんよ……
でも、喜んでくださいプロデューサーさん。
今をときめく765プロのアイドルやジュピターに876のみんなが総出の告別式なんてファンの人たちからしたら羨むほどなんですよ?
11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:08:05.25 ID:Jf0oM7s70
しかも芸能人でもないのにテレビのカメラまで来ちゃって、テレビ局の監督さんとか雑誌記者さんとか編集長さんとか、なんかすごい人がいっぱいですよ?
本当にすごい人だったんですね、あなたは。
ただせめて、ちゃんとお礼くらい言わせて欲しかったなぁ、なんて。
12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:09:15.32 ID:Jf0oM7s70
だから、少し遅れちゃいましたけど、直接言いたかったですけど、お礼を言わせてください。
私は、あなたの担当アイドルで、本当によかったです。
ありがとうございました……!
13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:10:13.06 ID:Jf0oM7s70
高木「やぁ、キミも来てくれたのだな」
黒井「ふんっ、我が961プロを破ったほどの男がこうも簡単に逝くとはな」
高木「あぁ、本当に惜しい人を亡くしたよ」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:10:51.29 ID:Jf0oM7s70
黒井「貴様のように人に好かれ」
高木「キミのように貪欲な男だったよ」
黒井「ふんっ、勝ち逃げとは気に食わんな」
15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:11:51.00 ID:Jf0oM7s70
高木「そうだ、ちょっとキミに聞きたいんだがね」
黒井「なんだ高木」
高木「彼は生前の別れ際によく『A dio』と言ってたんだが、外国語に堪能なキミならより詳しい意味がわかると思ってね」
16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 12:12:54.78 ID:Jf0oM7s70
黒井「神の御元で、という意味の長い別れの言葉だ」
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