過去ログ - 堀裕子「テレパシー/オーバードライブ」
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/01/21(木) 19:56:38.34 ID:HEp8ghkH0

「向こうも殴られたままじゃ終われないからね」

 俺たちも頑張るけど。そう先輩さんは付け加えると、プロデューサーは頭を下げた。

以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 19:57:09.57 ID:HEp8ghkH0


「きゃあ!」



13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 19:57:44.56 ID:HEp8ghkH0

 プロデューサーの背中に隠れて、スーツをぐっと握りしめる。
 心臓がバクバクしている。

 私は、どうして、あんなに叫んだんだろう。
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 19:58:32.79 ID:HEp8ghkH0

「裕子、やっぱり……」

 そうプロデューサーは呟いて、優しく私の髪を撫でた。

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/01/21(木) 19:59:09.96 ID:HEp8ghkH0



 寮には帰りたくなかった。一人になるのがなんだか嫌だったから。

以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 19:59:57.24 ID:HEp8ghkH0

 高速道路を走っていれば、ひゅんひゅんと光が流れていく。
 空はよく晴れていて、少し欠けた月が私たちを追いかけてくる。

 神秘的に見えて、私は追い抜いた光を一つずつ数えた。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/01/21(木) 20:00:38.59 ID:HEp8ghkH0



 それから、夢を見た。

以下略



18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 20:01:21.71 ID:HEp8ghkH0

 裕子、と呼ばれた気がして目を覚ました。

 目の前にはコンビニの袋が落ちていて、そこからミネラルウォーターを取り出して飲む。

以下略



19:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/21(木) 20:02:56.10 ID:HEp8ghkH0

 あれれ、じゃああの声はなんだったんだろう。確かに呼ばれたはずなのに。

「テレパシーだったりして」

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/01/21(木) 20:03:36.96 ID:HEp8ghkH0

「もうすぐ朝日が見えるよ」

「もっと早く上がってこないですかね? さいきっくぅ、太陽早く登れー!」

以下略



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