過去ログ - 神様「勇者も魔王もいなくなった世界で」
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3: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2016/01/22(金) 18:36:39.57 ID:B9+RLd+z0
少女「では私は望んで記憶を捨てたのですね」

神様「その通り」

少女「私の記憶を消したのは神様?」

神様「その通り」

少女「ありがとうございます」

神様「礼…ですか。記憶を捨てたせいで貴方は自分が何者かわからなくなったというのに」

少女「それを私は望んだのでしょう? 願いを叶えて下さってありがとうございます」

神様「礼には及びません。その方が私に都合が良かったのですから」

少女「だけど1つわかりません。記憶を消して私はどう生きていくつもりだったのでしょう」

神様「これから先のことに心配は御座いませんよ」

そう言うと神は手に本を召喚した。

神様「これからはここで生きていくと良い。私が貴方の世話をしましょう」

少女「神様…なのに?」

神様「自分にはそれだけの価値があえるのだ、と思っておけばよろしいでしょう」

神はそう言って、少女に本を差し出した。

神様「いつまでもそのような粗末な服を着させておくわけには参りません。この本の中から、お好きな衣装をお選び下さい」

少女「…好きな、衣装……」




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