過去ログ - 【安価】京太郎「ガンプラバトル!」初美「戦いは火力ですよー」【その5】
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16: ◆S3BRe/LRxw[saga]
2016/01/23(土) 18:36:08.27 ID://nKW1CE0
 小蒔の攻撃によって破損したデスティニーを拾い上げる。
 ダメージレベルBだというのに、通常のバトルではありえないほどの傷が全身に付けられている。
 小蒔の本気の一撃がどれだけ凄まじいのかを物語っていた。

「その……すみません」

 シュンとした小蒔が申し訳なさそうに言う。

「謝る必要なんてないですよ。むしろ俺なんかに本気を出してくれてありがとうございます。おかげで俺はもっともっと強くなれる……いえ、なってみせます。あなたに追いつくためにも」
「……はい。その時をお待ちしています。私ももっともっと精進して京太郎くんを待っています。いつまででも」

 じっと見つめ合う二人。
 放っておけばいつまでもそうしていそうな二人だったが、あえてそれに割り込む者がいた。

「んっんん……っ!」

 突然の咳払いにビクリとする二人。
 咳払いして二人に近寄ったのは、大会の主催者であるこのショップの店長だった。

「二人をの邪魔をして、すまないな。だが、こちらとしてもいい加減大会の優勝賞品を渡しておきたくてね」

 本来ならば、決勝戦の終了直後に渡すはずだったのだが、優勝した二人が今回の流れになってしまったため、空気を読んであえてここまで待っていたのだ。
 二人の邪魔をする気はなかったのだが、このままでは賞品を渡しそびれてしまうと思い、踏み入ったのだった。

「あ、も、申し訳ありませんっ」
「すみません……すっかり忘れていました」

 大会のことなどすっかり頭から消えていた二人が謝罪する。

「なに、謝る必要はない。こちらも非常に良い物を見せてもらった。さぁ、これが今回の賞品だ。受け取り給え」

 そう言って店長


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