過去ログ - べジータ「俺の一生」
1- 20
22:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:32:30.17 ID:8x1PRfkH0
だが、その自信もつかの間、俺は人造人間などという、ガラクタ人形にあっさりと敗北した。

くそっ!スーパーサイヤ人は天下無敵なんじゃなかったのか!どいつもこいつもあっさりとスーパーサイヤ人を出し抜きやがって!頭にくるぜ、なあカカロット……

俺は精神と時の部屋でさらにトレーニングを重ね、人造人間を超える力を身につけたが、カカロットにはすぐに追い抜かれた。そして、カカロットだけでなく。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:33:04.18 ID:8x1PRfkH0
悟飯「もう許さないぞ、お前たち」

カカロットの息子にまで……

そして、カカロットの息子の圧倒的な力に追い詰められたセルとともにカカロットは死に、復活したセルはカカロットの息子が倒した。
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:34:09.75 ID:8x1PRfkH0
その後の俺は、ブルマの家で毎日退屈な日々を送っていた。

そんな時、再び過去に遊びに来ていた未来のトランクスの気が、急激に減っていくことに気づいた。

いてもたってもいられなくなった俺は、なまっていた体に鞭を打ち、トランクスを助けに向かった。しかし、満足に動けない体ではどうすることもできず、結局またカカロットの息子に決着をつけさせてしまった。
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:35:47.45 ID:8x1PRfkH0
それから数年して、家に遊びに来た悟飯から、カカロットが一日だけ下界に来ることを知らされた(いつしか、俺はカカロットの息子のことを悟飯、と呼ぶようになっていた)。

俺は久しぶりに心の底から闘志が燃え上がる気がした。カカロットと戦うことができる!武道会で、一回戦目でカカロットと当たることがわかり、俺の闘志は最高潮に達した。悟飯にスーパーサイヤ人は禁止、と言われていたが、そんなことはどうでもよかった。


26:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:36:49.13 ID:8x1PRfkH0
しかし、界王神たちのいざこざにより、カカロットとの戦いはお預けとなってしまった。そのあとも、バビディの手下たちとのレベルの低い戦いが続く。
俺は苛立ちを抑えきれなかった。そして、一つの考えを思いついた。
バビディにわざと支配されることにより、無理やりカカロットと戦わざるをえなくなる状況を作り出そうと。
はたしてうまくいった俺は、ついにカカロットと対峙した。どうしてこんなことを、と問うカカロットに、俺は今までの葛藤を……地球人として生き始めていた自分への怒りを吐露した。


27:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:37:25.63 ID:8x1PRfkH0
俺は、昔の俺に戻りたかったんだ!残忍で冷酷なサイヤ人の戦士であった頃の自分に戻って、何も気にせず貴様と徹底的に戦いたかったんだ!気に食わなかったんだ、貴様らと過ごすうち、穏やかになっていく自分が!俺というものが家族を持ち、悪くない気分だった……居心地のいい地球を好きになってきていたんだ……だからバビディの術にかかって、元の悪人に戻る必要があったんだ!
……気にくわない手段だったがな……おかげで今は、いい気分だぜ……


28:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:39:05.88 ID:8x1PRfkH0
そう叫ぶ俺に、カカロットは一言。

悟空「……本当にそうか?」

……本当にそうか、か……覚えてねぇぜ、そんなこと。


29:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:40:35.82 ID:8x1PRfkH0
魔人ブウが復活し、戦いを中断しようとしたカカロットに、俺は不意打ちをした。

そして、単身魔人ブウに挑み、自らの命を懸けて、魔人ブウもろとも自爆した。もはや、愛するもののために命を投げ捨てることにも、躊躇はなかった。


30:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:41:11.69 ID:8x1PRfkH0
さらばだ、ブルマ、トランクス、そしてカカロット……


31:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:42:30.95 ID:8x1PRfkH0
しかし、あの世で下界を見ていて、カカロットがスーパーサイヤ人3という形態になれることを知り、愕然とした。俺は、手を抜かれるほどカカロットと差をつけられていたのか。

その後、一日だけ下界に戻る権利を使い、魔人ブウと戦おうとした俺は、カカロットに再び会った。合体してくれ、と頼んできたカカロットに、俺は手加減するような奴と組みたくはない、と拒否した。しかし、ブルマや、トランクスが魔人ブウにやられたことを知らされた俺は、カカロットへの不信感よりも、家族の敵討ちの気持ちが勝った。

そして、カカロットと合体した。


32:名無しNIPPER[saga]
2016/01/24(日) 18:43:08.17 ID:8x1PRfkH0
ベジット「こいつが、スーパーベジット!」


58Res/23.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice