過去ログ - それでも雪ノ下陽乃は、仮面を着け続ける
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1:いいいい ◆CcW4KPdZhU[saga]
2016/01/24(日) 22:26:43.20 ID:04nqtuOFO
八幡(寒い...超寒い。やっぱ冬に外に出るもんじゃないよ)

陽乃「比企谷くん、ボーっとしてどうしたの? ...あ、いつものことか〜」

八幡「...ホント、雪ノ下さんは口が減りませんね」

八幡(...つっても、この人がいるおかげで左手だけはあったかいけど)

陽乃「言い方が刺々しいな〜」

八幡「雪ノ下さんの言い方が強かったんで」

陽乃「とか何とか言いつつも、握ってる手は離さないでいてくれるよね」

八幡「...俺も寒くなっちゃうんで」

陽乃「おやおや。私を待ってる間、それと移動時間に使うために、私があげた手袋持ってるんじゃないの?」

八幡「...」

陽乃「突然黙っちゃって〜。あ、そんなに私のこと好きなの?」

八幡(いつもこの人はこうやって俺を弄ろうとする。だから...)

八幡「好きですよ」

陽乃「...え?」

八幡「俺、雪ノ下さんのことが好きですよ」

陽乃「...」

八幡(俺もこうやって反撃する。付き合い始めてからの特権である)

八幡「どうしたんですか? さっきは俺に『突然黙っちゃって〜』って言ってたじゃないですか」

陽乃「...馬鹿」プイッ

八幡「くくくっ...雪ノ下さんも変わりましたねえ」

陽乃「...ううん、君が私を見つけてくれたんだよ」

八幡「...そっすか」

陽乃「まあ、元々私はこんなんだけどね〜」ニカッ

八幡「そうやって二刀流で来るあたり、前よりも厄介ですよ」

八幡(...雪ノ下さんがこんな感じになったのも、あの夏の事件がきっかけだ)

〜〜〜〜〜

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2:いいいい ◆CcW4KPdZhU[saga]
2016/01/24(日) 22:27:12.52 ID:04nqtuOFO
私、雪ノ下陽乃は何でもソツなくこなすことができる。
そして、ある程度...いや、かなり見た目も良い。
自分自身でそんな風に思うなんて、自惚れだと言う人、傲慢だと言う人、様々いると思う。
だがしかし事実だ。
遺伝子に恵まれたのだろう。
以下略



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